春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。
初めまして。 皆様からのいいねや☆、応援コメントなどにいつもやりがいを感じさせていただきながら主にラブコメを投稿させていただいています! 本当にいつもありがとうございます!
皆さん初めまして、水島紗鳥と申します‼︎ 社会人で20代後半の♂です。 基本的に現実世界ラブコメしか書かない人ですが、異世界ファンタジーにも興味あったりします← 現在は『何の取り柄もない平凡な俺が美人双子姉妹を命懸けで助けた結果、実はヤンデレだった二人をガチ惚れさせてしまった件』をメインに書いてます〜 商業化作品(予定も含む) •何の取り柄もない平凡な俺が美人双子姉妹を命懸けで助けた結果、実はヤンデレだった二人をガチ惚れさせてしまった件(書籍化&コミカライズ) •どうやら俺は今どきギャルな歳上幼馴染から激重感情を向けられているらしい(コミカライズ)
小説書いてます 連載中の作品全て毎日0時更新 連載中1 完結11 短編1
巨乳なヒロインが好き、爆乳も好きなものです。
気弱で泣き虫なヒロインを絶対に負けヒロインにしないラブコメ『美少女双子姉妹の誰も見向きもしない「余り物」の気弱で巨乳な妹を助けたら、俺にだけやたらと懐いてきた上に色々と距離感がバグってた件』連載中の雑多隅っこ系物書き。主にラブコメなどを摂取しています。
イチャイチャ甘々ほんわりラブコメか純文学短編みたいなのを書いたりします。闇があって可愛いヤンデレヒロインが好きです。よろしくお願いします。
美術大学中退。学生時代より、小説を書くことが趣味です。 『カクヨム』の片隅で細々と書いています。 好きな作家は多岐に渡りますが、主たるは古典文学と民俗学、宗教学、人類学の専門書です。 後何本書けるか、の瀬戸際で、日々書く喜びを感じています。 たった一人の記憶に、少しだけ残る作品を書きたいと思っています。 多岐ジャンルで短編や長編を上げていくつもりですので、お気になりましたらお読み頂ければ幸いです。
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