と言うわけで、拙作「懐古と黄金とモノクローム」第一部完であります。
ここまでお読みいただいた方、ありがとうございました。
本作ですが、当初の構想としてはジト目クール系美少女に拾われた青年がなんやかやあって少女のお世話をするようになる話、を書こうとしておりました。16万字くらい使ってスタート地点に立った感じです。
あと、少女漫画メソッドを反転させたら面白いんじゃねというところからスタートしております。
・イケメンに女主人公が助けられたり
・その生活力の無さに呆れて面倒見ることになったり
・攫われてピンチのところに颯爽とイケメンが駆けつけたりとか…
(おっさんどこから生えてきたん…?)(性癖です…)
当初は少女と青年が二人暮らしすることになり、おっさんはたまに顔出すくらいだったんですけれど、少女とおっさんの関係を詰めていくうちに「あ、これおとうさんの許可でねえやつだ」となっていき、結果こんな話になりました。
「お世話する」理由を作り込んだら何回シミュレーションしても「同居」の許可が出ませんでしたね。マリー先生が引き取ってくれてよかったです。美人のお姉さん二人にこき使われることになりました。よかったね!
タイトルについてはそのまま、
懐古→セピアさん、思い出(自分の、誰かの)
黄金→魔術都市マルカジット、大切なもの、価値あるもの
モノクローム→クロさん、無彩色(をスタートに色付いていくよ!的な)
みたいなイメージです。
第二部は魔術学校編ということで、セピアさんにお友達ができる予定です。
イラストは第一部ラストのセピアさんをイメージしております。
一緒にここまで辿り着いてくださった方、ありがとうございました!
しばらく充電期間に入りますが、短編など突発的に更新したりするかもです。
よろしければ今後とも引き続きお付き合いいただければ幸いです!
