「踊るアニサキス」が少しずつですが読んでいただけるようになり、評価もしていただきました。大変ありがとうございます。
少し本作の補足をしたいと思います。蛇足と思われる方もいらっしゃるかと思いますがよろしければ少しお時間いただきたいと思います。
まず、この作品は紛れもないフィクションであり、流暢な日本語で話す寄生虫など存在しないでしょう。そんな「ありえないこと」が起こり、一人の人間が人生をやり直す物語という捉え方ができます。
また、全てが主人公の想像であったという可能性だってあります。
どちらにしろ、この物語で伝えたかったのは「自分の能力に自信をもって、結果を出せるよう頑張って欲しい」ということでしかありません。
それを伝えてくれるのが寄生虫だって、母親だって、学校の同級生だって、誰だって構わないではありませんか。