閲覧、応援、ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました。おかげさまで完結することができました。
「どこまでが原案なのか」
と何度か質問をいただきました。区切りが難しいのですが、あえて言えば、世界観とキーワードがデジコロさん、ストーリーとキャラクターがゆきだるま四季です。デジコロさんの原案の中で採用しなかったモチーフもありましたが、快くすべてを任せてくださったデジコロさん感謝しています。デジコロさん、本当にありがとう。
長梅雨にうんざりしていた今年の7月14日。
「考えている話があるんですけど」
とデジコロさんから持ち掛けられたのが始まりでした。それから三カ月。夢中になっている間に、気がつけば季節は秋になっていました。
中編かな、と思っていたのが長編になり、異世界物かな、と考えていたのがSFになり。
いろいろと途中変更が多かったですが、書き終えることができて、ほっとしたような、寂しいような。久しぶりに物語を書き上げて、今は放心状態です。
ハルトやスヴェトラーナと一緒に1500年先の未来に行き、ひとりだけ帰ってきてしまった。そんな思いがしています。
まだいろいろ書きたいものもありますが、このあと来年初めまで、少し多忙が続きますので、次の作品はその先になる予感です。よかったらまた、その際に連載へおつきあいいただけたら嬉しいです。クラウディのスピンオフもいつか書きたいですね。
最後に、発表の場を設けてくださっている「カクヨム」様に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。