私はユスリカ隣座る君とおはようがズレていた寂しさ
春風が波を束ねて鉛色鯨映す僕はイシュメール
改札を隔て名字を呼ばれる回数券を君は買い足す青
タバコ吸お言われ向かった君の家Safariに残るタバコ買い方
曇りガラスを拭いかけてクラックに残る真赤あやまっていらんねん
火曜日に今週も頂きだといった君思い出す青色
立ち止まり人は慣性に騙される白いカレンダー黒い胸
約束をすべて墨にて塗り替えて望みしものはあなたたちとの思い出
うまいなあ島人の地で肉魚ほおばりながら煙草飲み込む
あなたこそ破滅の象徴誰しもがやめろと告げる入口に立つ