小説書いてます 連載中の作品全て毎日0時更新 連載中3 完結11 短編1
春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。
足りない物語の 欠片を編んでいる 手を鳴らせ最後の行列が 奴らの灯した紅い火が まったく、決定稿ではないので、ちょこちょこ修正しながら書き進めてます。 タグはテキトーです。
皆様いつも応援ありがとうございます。 「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」を愛するあまり、沙優視点で描くことにしました! 原作ファンの方にも満足頂けるよう、また原則未読の方にも愉しんで頂けるよう、精一杯描いたつもりです。 ご意見・ご感想お待ちしております。 どうぞ宜しくお願い致します!!
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ど素人です。 昔から色々考えていたことを思い切って文章にしてみました。 拙いことこの上ないですが、少しでも面白いと思って頂けたら嬉しいです
雲雀湯です! 正確にはどこかの街にある銭湯・雲雀湯の看板猫です! にゃーん! 某MMOではヒーラー、主食は妖精。もぐもぐ。
北海道在住の作家・漫画原作者。日本推理作家協会、マンガジャパン、文化団体協議会会員。茶人。
青春小説、恋愛小説、ミステリー、グルメ小説などを書いてます。 次世代作家文芸賞受賞。 『気まぐれキッチンカーで昼食を』 『もうこれ以上、君が消えてしまわないために』(共に徳間文庫) 『縁結び神社の猫神様』 『時間遡行で学生時代に戻った僕は、妻の恋を成就させたい』(共に宝島社文庫) アプリゲーム『Wish her happiness』(DMMピクチャー) その他別名義で書籍、漫画原作など。
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