「モロー博士の島」というのはウェルズさんが19世紀末に書いた、すごく怖いSF小説ですね。
どういう関係があるのかって?
それはですね。
コホン、
両者は共鳴関係にあります。
ええー、あんなすごい小説と、冗談きつくないですかあ?
あ、ちょっと待って、説明させてください(汗)
モロー博士の島から辛くも脱出し、人間社会に戻った主人公は、すっかり人間と文明に不信感を持ってしまいます。
エピローグで、彼が一人夜空を眺め、その宇宙の冷徹さに心を預け自身を癒そうとするシーンがあるのですが、その寂寥感が半端なかった。
あの夜空の感覚が、一生忘れることがないくらい、今も心に深く刻み込まれて、作者を形づくる欠片のひとつとなっていると思います。(ちょっと、かっこいいかな?)
こわかったけど、あー、読んでよかった。
冷たい視線を恐れずに、あまりない勇気を振り絞って言うと……
「 こ と の は も ゆ る 」は、「モロー博士の島」に、遠いあの日、心を揺すぶられた作者からのレスポンスです。
そこに、夜空を見上げる孤独がある。でも二つはベクトルが逆方向になっている。「モロー」はヒトから離れる方向、「 こ と の は 」はヒトに向かう方向。
そして、前者(コール)に応えようと、例え拙くてもいいという思いで、後者(レスポンス)が生まれた。
なぜなら、夜空を眺めるヒトは決して孤独ではないと、作者は強く思うからです。それを伝えたかった。
ほら、これって、ブルースでよくやるあれ。コール&レスポンス。
楽しいと思いません?
例えアマチュアだって、プロのバンドに飛び入りしちゃったら、あとは演奏するだけですもんね。そこに表現力や技術の差はあったとしても、ブルースをやりたい気持ちに優劣はない。
俺たちのパトスをぶつけてやろうぜ!
と、こぶしを突き上げる、やっぱり変な作者でした。
・ ・ ・
ちょんちょん
え?
「あたし、今日、静かにしてたでしょ。だからアイス」
「あ、あまり、食べるとお腹こわすよ」
「こわさないもん」
みなさん、UDPちゃんに対抗する方法、教えてください。