『徒野先輩』現在第二章まで公開中です。公開分も含めて進捗は八割ほどです。あと一ヶ月ちょいで二万字……書けるか……???
とはいえ繁忙期はクリスマスまでなので、過ぎれば私生活も少しは落ち着くでしょうし、息抜きがてらにちまちま書き進めていきたいです。好きな要素詰め詰めしてるので書くのは楽しいです。
以下、公開中のお話の後語りとなります。ネタバレを含むため読了後の閲覧を推奨します。
『水辺に潜むモノ』
この話と次のメリーさんの話は、別の作品で書こうとしたけれど故あってボツにしたアイディアを流用しています。エコと言ってくれ。
コンセプトは当初から「河童と見せかけて濡女でした」。牛鬼だけでなく川赤子と絡めてもよかったかもしれない。
人ならざるバケモノが出てきて怪奇現象にも見舞われるけど、それは人が生み出したものだから結局一番恐ろしいのは人間なんだよ、という私の趣味が反映されています。この作品は終始こんな感じです。徒野先輩もそう言ってるし。
『メリー・メッセージ』
コンセプトは「怖くないメリーさん」。コンセプトやメリーさんに目をつけられた経緯、真琴の人物像はボツになった作品から殆ど変えていません。真琴に該当する人物は当初はボクっ娘でした。ホリゴ“メリサ”を思いついた時は自分は天才か?と感心してしまった。
珍しくカス人物がいない話となりましたが(強いて言うなら理紗を無理に酔わせた奴)、結果として理紗が生き返ることはなく想いを告げたところで結ばれることもないので、救いのない話……メリーバッドエンドなのかな。メリーさんだけに。