板野かも氏主催の匿名短編コンテスト・食編の参加作品『拡張味覚』で4位を頂きました。
また、他二作『美味しいすき焼き』『優雅な偏食家』は同票で23位を頂きました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888663805/episodes/1177354054889156138
読んでくださった方、応援してくださった方、コメントを下さった方、また主催者様、本当にありがとうございました。
下記のリンクから読んでいただけますが、今後、自分のページにも上げる予定です。
せっかくなので簡単なあとがきもつけてみました。軽くネタバレになるので未読の方は後でご覧ください。
【No. 022】拡張味覚
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888663805/episodes/1177354054888712905
【No. 051】美味しいすき焼き
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888663805/episodes/1177354054888764889
【No. 082】優雅な偏食家
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888663805/episodes/1177354054888987024
以下あとがき
『拡張味覚』
実際の技術を参考にして書きました。スプーンやカクテルグラスから電気信号を流して味蕾を刺激することで、過食の予防とか塩分過多を防ぐらしいです。食と聞いて真っ先に思い浮かべるのがこれってどうなんでしょうね…
最近書いている『無為識』の中に入れるつもりで書きました。文字を食べる話ですし。
『美味しいすき焼き』
純粋にご飯が美味しそうな話が少ないと聞いて書いてみました。でも、わりと美味しそうではないですね。ご馳走かもですが。
食と聞いて想像するのが「飢え」だったので、それと他人を食い物にすることを絡めて書きました。
『優雅な偏食家』
「美少年」というものが書いてみたくて書いたのですが、当初3200字ほど書いてしまって焦り、無理やり規定ギリギリまで削りました。そのために描写がややおざなりで詰まり気味な気がします。
お菓子ばかり食べてる本人から甘い香りがしたらいいなと思い書きました。最後のは本当は臓器が腐る死臭ですけども…
その辺は中国の都市伝説の桃娘(トウニャン)を意識しました。
甘いものだけを食べる美しい嗜好品というのは耽美な気がしたので…
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。