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「楠木正儀伝」のスタイル

正儀伝はセリフが多く、地の文がト書きっぽくなっています。これは、大河ドラマをイメージして、人物の胸の内や神の視点の記述を控え目にし、極力、胸中はセリフや表情・態度で表現し、風景や建物などの描写とともに、映像で見せる部分を地の文としたからです。つまりこの小説は脚本なのです。

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