1.南北朝の顛末をひとりで綴れる唯一の人。
①南北朝のほぼ最初から最後まで生き抜いた。
②帝にも近く、南北朝の動乱の中心にいた。
③南北朝の出来事のほとんどに関与した。
2.物語(絵)になる魅力的なキャラクター。
①天才的な戦略家にして戦嫌い(慎重)。
②和睦と南北合一を求める一途さ。
③日本人の好きな判官贔屓、滅びの美学。
3.TV的に都合が良い。
①初めに父楠木正成の活躍を描くことになり、
初回から視聴者を取り込める。
②和睦派の正儀を介せば、皇国史観の呪縛を
解き放って正成・正行の活躍が描ける。
「大河小説 南北朝時代/楠木正儀伝」は、どうすれば
南北朝時代を大河ドラマにすることが出来るか?!
というコンセプトで書いた長編小説です。