仲間の未来の為、必死に駆け抜けたカズト。
そんな彼は、作者にも夢のような未来をくれました。
「HJ小説大賞2021後期 ノベルアップ+部門」にて、自身の作品「忘れられ師の英雄譚 〜聖勇女パーティーに忘れられた男は、記憶に残らずとも彼女達を救う〜」が、最終選考の結果、なんと受賞と相成りました!
これも本作を読んで下さった方々。そして応援してくださった方々のお陰です。
本当にありがとうございました!
しかし、正直一番驚いているのは誰と言われれば、やっぱりしょぼん(´・ω・`)自身です。
このような嬉しい結果になるなんて、思ってもいませんでしたから。
本作は元々、カクヨムで昨年開催された「第3回ドラゴンノベルス新世代ファンタジー小説コンテスト」に出すために、しょぼん(´・ω・`)が初めてコンテスト参加を意識して書いた作品です。
そちらのコンテストでは残念ながら、読者選考による中間選考突破はなりませんでした。
ですが、カクヨムで公開した今まで書いた作品の中で、最もPVやブックマーク、星やレビューを多くいただけた作品となった事。
また、当時多くのコメントや応援をいただいた中で、流行りだった追放ざまぁとは違う、優しき追放から始まるこの物語に、手応え感じてもいたんですよね。
ですので、読者選考やポイントによる選考ではなく、編集部の方々に読んでもらえる本コンテストで評価されれば、自分なりの自信になるんじゃと思って参加してみたんですよ。
それが一次選考を通過し(初恋づくしも通過したのは驚きでしたが)、二次選考まで通過した時は、本当に驚きでした。
二次選考まで突破した時は、編集の方の目にも良い作品と映ってくれたんだと思い、本当に嬉しかった反面。
ここまでくると、やっぱり最終選考突破しての受賞が見えてくる訳でして。
Web小説執筆活動を始めて三年。ノベプラさんでの活動としては二年目という中で、ここまで選考に残れた事はありませんでしたから、正直発表まで緊張と不安が凄かったです。
何かと不安になって本作を読み返し、誤字脱字を見つけては「しまったぁぁぁっ!」ってがっかりして、だけど自分で読み返す度、「この作品は面白い。だから信じるんだ!」と再認識してと、色々と葛藤する日々でした。
そんな中で、GReeeeNの「始まりの唄」を聴いて、歌にちょっと良い未来を重ねて、自分を励ましたりしてました。
ちなみにこの歌、夢を目指す前向きさもいいんですが、歌詞の中で本来の読みと違うルビ振りがあって、それもまた作家的にぐっと来るんですよね。
是非作家さんには歌詞を見ながら聴いて頂きたい一曲です!
っと、話題が逸れましたね。
失礼しました。
でも本当に、二次選考通過の翌日に息子も産まれて、初の子育てをしながらのこの一ヶ月強は、とても長い日々でした。
子育てで睡眠時間削られて長く感じたのも大いにありますが(汗)
ですが、最終選考結果が出まして、1987作品の中の受賞7作品のひとつに選ばれるという、自身の夢がひとつ叶うという、本当に幸せな時間を頂けました。
とはいえ、これは通過点。
受賞という夢の先に、もうひとつの夢「書籍出版」が待っています。
今までに経験していない世界ですので、勿論緊張も多いのですが、同時に初の経験で凄く楽しみな世界がそこにあります。
折角のこの機会です。
息子が大きくなった時に、「お父さんは遅咲きでも夢を叶えたんだよ。だからお前も夢を目指したいなら頑張ってごらん」って言える、そんな未来の為にも。
素敵な絵師様のイラストが付き、出版社様のプロのお力を借りた、より洗練された本作をお届けする為にも。
こちらも精一杯頑張って参ります!
ちなみにここだけの話。
受賞して、一点凄い気になっていることがありまして。
「ペンネームに顔文字がある書籍化作家さんって今までいたかな?」
という点が気になっているですが、どうなんでしょう?(汗)
ちょこちょこカクヨムやノベプラの新刊情報なんか見たんですが、今の所そういったペンネームの方が目についてなくて、ちょっと気になってました。
何故こんな事を気にしているかと言うとですね。
媒体など書籍は縦書きじゃないですか。
ですがしょぼん(´・ω・`)さんにはこの顔文字がありますから、縦書きとなる時どう表現するのかが、最大の難関ではないか、なんて思っているのです。
本文もそうですが、本って背表紙もありますからね。
この名前には愛着もあるので、できればこのままいきたいのですが……。
書籍化といえば、やはり絵師様が誰になり、キャラがどう描かれるかや、本編の加筆や改稿、書籍限定SSなど、いろいろ注目される要素はあると思いますが、このペンネーム辺りも是非注目していただければと思います(汗)
なお、書籍化作業が加わることで、連載中の「忘れられ師の冒険譚」の更新にも影響が出ることが予想されます。
この辺りは元々子育てもあって少し頻度が落ちていたのもありますが、今後も少しずつでも進められるように頑張っていきますので、こちらもお待ちいただけたら幸いです。
というわけで。
改めまして、応援してくださった皆様。本当にありがとうございました!
今後も何か続報をお送りできる時にや書籍出版の際には改めてご連絡いたしますので、是非その時にはお手に取っていただけたら幸いです!