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医療小説でカクヨムコンへ

私、白瀬隆は歯科医師なのですが、口腔癌を主に治療する口腔外科という科に所属していたことがあります。その時見た癌治療の過酷さや、家族や友人との別れの悲しみを描きたくて書いたのが本作キャンサーイートです。本作をカクヨムコンに出してみました。

キャンサーイート
元口腔外科医が書いた長編医療小説。

(上顎洞癌…副鼻腔の一つである上顎骨内の、鼻腔の外側あたりにある空洞 にできる癌で、空洞の粘膜上皮から発生した癌)


 大学病院で口腔癌の治療に携わっていた口腔外科医である神谷圭吾は、ハラスメントと長時間勤務の中で疲弊した日々を送っていた。不遇な生い立ちを思い出したある夜、圭吾はその淀んだ日常に嫌気がさした。
 仕事を放棄し、圭吾が憂さ晴らしに向かった店はライブ&バー・レッドハウス。ジミヘンドリックスを敬愛するギタリストである圭吾は生音を欲してドアを開けた。
 そこでは同じくジミヘンドリックスを愛するドラマーで、オペの鬼と呼ばれる敏腕耳鼻科医の北里順がドラムを叩いていた。また華やかなジャズの演奏の中、歌っていたのは麻酔科医の倉木真弓だった。三人はすれ違った出会いをしながらもセッションを行う中で、互いに打ち解けあってきた。しかしそんなころ、圭吾に上顎洞癌が見つかる。圭吾は自身が所属する腐敗した口腔外科ではなく、信頼する北里が所属する耳鼻科に治療を依頼する。癌の発見から診断、治療、そして末期癌と呼ばれる状態を、北里、倉木、そして患者である圭吾の目線から描く。友情を誓う北里や、愛を誓い合う倉木との別れ、そして圭吾の死を忘れられずに生きた十年後の姿を追う物語。

医療小説、医療ドラマが好きな方はぜひご覧ください。

https://kakuyomu.jp/works/16817330653110844163

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