はじめまして、白川夜跳と申します。
今回は、今日リリースされた小説エディタ、NoveLandノベランドについてご紹介します。
※なお、この記事と同じ内容がNoteにも投稿されています。画像付きで見たい方は以下のリンク先にて読んでください。
# NoveLandとは?
NoveLandノベランドとは、2023年8月にβリリースとしてサービスを開始した、作家さん向けのエディタツールです。
β版なので、有料の機能などはまだ使えませんが、小説を書く上で十分な機能を使うことができます。
また、課金が必要となるAI補助機能ですが無料枠の範囲でも十分で使うことができるので、まずはアカウントを作って触ってみると良いでしょう。
トップページで、「ストーリーエディタ」と書いてあるように、小説だけではなく、例えばゲームのシナリオを書く場合も想定されており、文章で創作を行うすべての方におすすめできます。
小説のエディタと言えば、様々な他のツールやサービス(ここでは割愛します)がありますが、NoveLandにしかない高度な機能があり、物語を書く効率や楽しさが上がることでしょう。
以下では、そんなNoveLandの機能のいくつかを紹介します。
# NoveLandを使うメリット
現状でも、プロットやキャラクター、世界観の設定ができ、執筆に役立つ機能を兼ね備えたエディタは多くありますが、中でもNoveLandは以下の点に優れていると言えます。
- プロットが使いやすい
- キャラクター等の設定情報が文章にも活かせる
- AI執筆機能によって、文章の肉付けやアイデア出しをスムーズに行うことが出来る
様々なプラットフォームに出力出来る(将来にも期待出来る)
「次世代ストーリーエディター」と掲げているように、シンプルで洗練された機能を兼ね備えており、中でもキャラクターなどの設定情報を文章中に活用出来る点は他に類を見ません。
NoveLandのプロット画面
小説を作成すると、まず以下のようなグリッド状のまっさらな画面が表示されます。
以下のような画面です。これは、NoveLandのプロット画面といいます。
ここに、物語のくくりに相当するカードを自由に配置していき、それらを矢印で自由につなげることができます。
配置や矢印の自由度が高いので、メモとして残すことも出来るし、物語の分岐、スピンオフを表現することもできます。
# 執筆に活用出来る設定情報
Novelandでは、設定に追加したキャラクターの設定だけではなく、アイテム、土地、武器、など任意の設定項目を作ることができます。
そして、それらの設定は、執筆中に文章に埋め込むことが出来るのです。
これにより、仮にキャラクターの名前を変更したくなったとしても、文字の置き換えをする必要はありません!
設定の名前を変えるだけで、全ての話の名前の部分を一斉に更新することができます。
そして、次にご紹介するように、NoveLandに追加された情報は、埋め込み機能だけではなく、AI執筆機能に活用出来るようになります。
# NoveLandのAI執筆機能
Novelandでは、前後の文脈や、エピソードの説明、キャラクターの設定情報に基づいて、キャラクターのセリフや地の文を自動生成することができます。
自動生成には、キャラクターの設定情報や、これまでの発言も活用されるので、設定を増やし、多くの文章を書いていくほど、状況やキャラにあった文章が生成されるようになります。
設定は、「ただの設定情報」ではなく、「活用できる情報」なのです。
# おわりに
実は、NoveLandは私(@shirakawayohane)とRyuon(@WebNovelLab) 氏と共同で作ったサービスです。
ここまで読んでくれた方、是非使っていただきたいです。よろしくお願い致します。
以下にNoveLandのリンクを再掲しておきます!
https://novel-land.com