別子の別荘から帰って来た小林君と時さん。
家に帰ってくると、珍しくお父さんが居ました。
経営が危くなった日光屋。お父さんは大丈夫だと言っていますが、本当に大丈夫なのでしょうか?
小売業が赤字に苦しむということは、精神が削れるほど辛く大変なことだと思います。
実は僕の祖父母も、この愛媛県という町で人形屋を営んでいます。色々な県の方や、時に外国の方にも支えられて、今も元気に営業しています。そんな祖父母の店を時々手伝っていますが、お客様一人ひとりを見ていて、お店が成り立っているというのはとても有難いことなのだと実感しています。
僕の祖父母が営む人形屋も、架空ではありますが日光屋も、末永く続いてほしいです。
次は第14話です。お話も半分地点を過ぎました。迫り来るクライマックスシーンを楽しみに、第14話もどうぞご覧ください!