「スマホ新しくしようと思うんだけどオススメある?」
「今は何の機種使ってるんですか?」
「iPho◯e」
「ならiPho◯eの最新機種でいいんじゃないですか」
「Andro◯dにも良いのいっぱいあるから悩むんだよね」
「まず、コスパ重視なら中◯スマホだと思いますよ。私は絶対に選びませんが」
「国◯情報法があるから?」
「まあ、そうですね」
「けど、一般人の情報なんて興味ないでしょ」
「私もそう思いますよ。けど、実際のところは何も分かりませんからね」
「気にしすぎだと思うけどね」
「仲の良い人に秘密を打ち明ける際、誰にも秘密を洩らすことはないと誓うけど、もし万が一、私たちが敵対した場合は色んな人にバラす、と言われたらどう思いますか?」
「いや、まあ嫌だけど」
「虎と触れ合う時に、人を襲うことはないけど、もしお腹が減っていたら人を襲います、と言われたら虎と触れ合いたくなくなりますよね」
「だから、一般人の情報なんて要らないと思うけど、もし求められたら流出します、というのが嫌だってこと?」
「そうです。まあ、これは人によって価値観が違いますから、何をどこまで許容できるかによって意見は分かれると思いますけどね」
「まあ、そうだろうけど」
「・・・・・・言ってしまえば、女性が夜中に1人で出歩くようなものだと思うんですよね。中◯スマホって」
「ん? どうゆうこと?」
「女性が夜中に1人で出歩いても、別に何もない事のほうが多いと思いますよ。けど、なんか危ない気がするじゃないですか。中◯スマホもそうで、別に何もない事のほうが多いと思いますが、もしかしたら何かがあるかもしれない。その不安を許容できるかどうかだと思います」
「なんとなく言いたいことは分かるけど」
「逆に、昼に出歩いた時にトラブルに遭う可能性もありますから、他の国のスマホも絶対に安全とは言えませんけどね」
「結局、より安心できるスマホを選びたいって訳ね」
「飽くまでも、私がスマホを選ぶ際の優先順位ですけどね」
「心配性な人は、信用できる企業から選んだ方がいいのかもね」
「そうですね。色々情報って溢れ返っていますけど、結局、スマホを出してる企業が私たちに対して何をどこまで出来るのかっていうところが不透明ですから、出来るだけ信用できるスマホを選びたいって思います。・・・・・・それと、その何をどこまで出来るのかが分からないというところが、国◯情報法に対してより不安を感じてしまうんですよね。例えばですが、ネット証券のログイン情報や取引パスワードといった情報を奪うことが出来たとして、それが1人だけでなく、100万人とかのネット証券へのログインや取引が出来たとしたら、やろうと思えば株式相場を混乱させたりコントロールしたりすることも出来る訳でして、そしてそういうことを有事の際に絶対にやらないと信用することは私には出来ないので、まあ、中◯スマホは私は絶対選びません」
「確かに、何をどこまで出来るか分からないということを考えるとちょっと怖いかもね」
「あ、あと、中◯スマホだけに限ったことではなく、バックドアが仕掛けられていたり、情報収集アプリがプリインストールされてたりといったことが一度でもあったような企業のスマホは私は選ばないですね。飽くまでも、私は、ですけどね」
「一度でもそういうことがあった企業は信用出来ないというのは分かるけど、個人情報を何度も流出してるL◯NEは使ってるじゃん」
「本音を言えば使いたくないですが、良い代替アプリがないので仕方なくといった感じです。似たようなアプリはあっても周りがみんなやってるようなのは他にないですから」
「なるほどね」
「・・・・・・私、強迫性障害でして。あ、強迫性障害って分かります?」
「何それ」
「簡単に言えば、冷蔵庫を閉め忘れたか不安になって何度も何度も閉めたかどうか確認してしまうような病気ですね。別に冷蔵庫だけじゃなく、様々なことで一々不安になってしまい、それが日常生活に支障をきたすまでになってしまっている状態ですね。嫌われたんじゃないか、傷つけたのではないか、みたいな事でも一々不安になるので思っている以上に辛いですよ」
「そんな病気があるんだ。まあ、それならスマホ選びの優先順位が信用出来るかどうかになるのは納得」
「・・・・・・まあ、スマホ選びは何を重視するかによって正解が全然違ってくるので他人の言葉に惑わされずに自分の価値観で決めるのが1番だとは思いますけどね」
「そうだね」