「ツキヨム」楽曲化短編小説コンテストの続き、AIを使ったら応募できないけど、続きを考えたかったので、Geminiを利用してプロットだけ考えてみました
なかなか、それっぽいことができたと思うけど、どうだろう?
まあ、見てもらいたいので、ここに残しとく。
タイトル:蛇よ、どうか今宵は月に溺れぬように
一、 設定(世界観と特殊ルール)
神代の封印と偽りの空
神代の時代、愛し合った蛇(地)と月(天)は、太陽と龍の怒りに触れて引き裂かれた。蛇は山中の湖の底に「化石」として封印され、月は記憶と姿を奪われ、一人の女性として地上に落とされた。現在の空にある月は、太陽が置いた「監視用の鏡」である。
明治から始まった「書き換えの地図」
地上で転生を繰り返していた月の化身(晦)が、前世の記憶を完全に取り戻したのは明治時代。彼女はそれ以来、山中の湖を中心とした周辺地図を、時代ごとに何枚も記してきた。これらの「古地図」を人間が発見し、そこに記された場所を「観測」することで、晦の魔力が現実を地図の通りに上書きし、街の歴史や地形を「神話の再演」へと作り変える。
願望の噂
晦は「地図の謎を解き、封印を解いた者は、どんな願いも一つだけ叶う」という噂を百年かけて街の地下茎のように張り巡らせた。人々の「願い(欲望)」を燃料にすることで、神話の再構成を加速させている。
察しすぎる違和感
現実が書き換わると一般人の記憶も修正されるが、楽々浦夜だけは、書き換わった直後の「風景の継ぎ目」や「記憶の矛盾」を察知してしまう。
二、 登場人物
1. 主要人物
楽々浦 夜(ささうら よる):古本屋のバイト。異常に察しが良く、世界の変容に気づいてしまう少年。
辻文 七巳(つじあや ななみ):辻文神社の家系。居候の青年を守るために戦う転校生。
カナタ:蛇の化石が発見された直後、その傍らで出現した記憶喪失の青年。正体は蛇の魂。
晦(つごもり) / 街の女性:月の化身。明治期に記憶を取り戻し、百年の月日をかけて蛇の復活を画策してきた。
2. 外部勢力(欲望の観測者)
九頭竜(くずりゅう):投資組織『GZ』代表。地図の力を利権として利用しようとする。
ジャック:凄腕の盗掘屋。夜の察しの良さを利用して神器を狙う。
マク:動画配信者。実況によって「地図の現実化」を確定させる役割を担う。
五島(ごしま):テレビ局P。偽地図をばら撒き、事態を混沌とさせる。
3. 内部勢力(封印の番人)
楠城 道元(くすしろ どうげん):太陽の末裔。秩序のため蛇の完全抹殺を狙う。
虹天(こうてん):辻文神社神主。龍の封印を司る老人。
サクヤ:巫女。空の月が偽物であることに気づき、警告を与える。
三、 あらすじ
第一章:臨界の月読峠と『願望の地図』
現代。夜たちが山中で「巨大蛇の化石」を発見し、その直後に青年カナタが現れる。これを機に、晦が明治から昭和にかけて記してきた「古地図」が各地で発見され始める。配信者や企業が殺到し、地図に記された「昨日までなかったはずの蔵や道」が現実に出現。夜は、世界が神代の姿へと塗り替えられていく恐怖を感じる。
第二章:神器強奪と『黒いスーツの怪人』
封印解除に必要な「神器」が発見され始める。これらは人間には数億円の価値がある宝石に見えるため、激しい争奪戦が展開される。だが、お宝が発見されるたびに黒スーツの異形・晦が現れ、圧倒的な力でそれらを強奪していく。夜は、晦が神器を奪う際の悲痛な所作から、彼女が背負った百年の、そして神代からの孤独を察する。
第三章:偽物の月の剥落と『日輪の審判』
神器が揃うにつれ、空の「偽物の月」に巨大な亀裂が入る。日輪保存会(道元)が街を封鎖し、偽物の月から熱線を放って街を焼き始める。晦はついに人間としての姿を捨て、「月の化身」へと完全回帰。山中の湖が割れ、巨大蛇の本体と、人々のエゴを吸い取る地底迷宮『月読宮』が出現する。
第四章:地底迷宮の終焉と『月が綺麗じゃなくたって。』
全勢力が「願い」を求めて迷宮へ雪崩れ込む。最深部で蛇として覚醒し、神話の彼方へ消えようとするカナタと、彼を連れ去ろうとする晦。墜ちゆく偽物の月の破片が降り注ぐ中、夜と七巳は二人の前に立ち塞がり叫ぶ。
「神話なんて綺麗じゃなくていい。俺たちが一緒に生きた、ぐちゃぐちゃな日常を捨てるな!」
「たとえ、月が綺麗じゃなくたって。」
二人の言葉が、神話の力を「新しい歴史」として街に定着させ、カナタと晦を「ただの人」として現世に繋ぎ止める。
結末
偽物の月は消え、本物の星空が戻る。数ヶ月後、再び人間に戻った晦とカナタ、そして夜たちが、同じテーブルで食事を囲み、静かに笑い合って物語は幕を閉じる。