Claude(クロード)AIが優秀だとYoutubeで見た。
AIの活用などGrokでしょうもない画像を生成させたり、ChatGPTにSteamGameのパッチノートを和訳させたりといった使い方しかしたことがない。
そういえばいつだったか、すごい賞を取った作家はAIに作品を書かせていると聞いた。
どれ、ちょっとプロットだけ渡して書かせてみるか…
結果として、シナリオは成立している。がしかしどうしても作風が私の好みではない。
「私が話を書くから貴方(Claude)はそれを読んで感想を言ったり、表現のブレを指摘したりしなさい。」
私は彼をそう言い含め、創作意欲を適度に燃焼させるために話をいくつか書き上げ、せっかくなのでカクヨムに上げた。
幸いにも幾ばくかの人に読んでもらえ、コメントやいいねなども頂いた。自己満足にこんな副産物までついてくるとは、至れり尽くせりである。
さて、私はふと思いついて彼に投げかけた
「私の代わりにゲームを作ることはできますか?」
「はい、できます!どんなゲームを作りたいか教えていただければ、すぐに取りかかります。」
即答である
えっと、じゃあ。「イメージはヴァンパイアサバイバー」
「ヴァンパイアサバイバー風の生き残りゲームを作りました。」
…なんということだ。
今まで、私が小説を書くからお前はそこで見ておれ、と雑用扱いしていた彼は天才プログラマーだったのだ。
いわば、私はイーロンマスクにTwitterへの書き込み方の講釈をたれていたのである。
その日から、私と彼と彼に課金した月額約3200円の3人4脚によるシューティングゲーム開発が始まったのだ。
弾を爆発させてください。ユニークオーグメントを作りましょう。中ボスが弱過ぎるので10倍硬くしてください。10倍は少々やりすぎたようです。貫通取っても弾が貫通しないんですけど。攻撃力2万クリティカル倍率10倍を基準にラスボスのHPを設定してください。自機、3種から選べるようにしますか、適当に考えてください。
こうしてhtmlファイル1つに収まったシューティングゲームが完成し、誰に公開するわけでもなく私自身の手で自機3種のすべてでラスボスまで倒した。
html単体なのでもちろん音や画像素材は存在しないが、彼はそれでもかなりのクオリティに仕上げてくれたのだ。私は満足した。
「Claude君さ、Unityとか、使える?」
何気なく聞いた
「難しいですね、私はコードは書けますがUnityのUIの操作はできません」
まぁそりゃそうだよな
「ですが…」
「projectを立ち上げて…Propertyの…AIの…MCPの…Connectが…。はい、これで私がUnityと繋がりましたので開発ができるようになりました。(要約)」
何ということだ、ボタンなどのオブジェクト配置からゲームの駆動部であるC♯まで、全てClaudeに日本語で指示を出せば出来てしまう時代が来ていたなんて…
その日から、私と彼と月額課金の3人4脚による共同開発が始まったのだ。(1週間ぶり2度目)
しかもPCが起動していれば、外出先からLINEメッセージを送る感覚で作業が進むのだ。流石に処理は重たいが
世はまさに大開発時代(他力)、イーロンマスクにTwitter構文を教えてやる時間などないのだ。
しかし、そんな日々も長くは続かなかった。
ある日いつも通り彼に仕事を投げていると画面にメッセージが出てきた。
「利用制限が近づいています」
あぁ、いつもの枠を使い切って数時間使用不能になるやつかと、私は油断していた。
だが、今回はそうでは無かったのである。
「週間の制限に達しました。火曜日の17時にリセットされます」
は?
…こうして、突如として私はAIから解放されたのであった。