リンツェンの戦い
※20話「作戦会議」の地図です。ご参考までに
ゴドウィ河の下流、北軍の駐屯地付近です。同じ河の上流(地図の下側)に、中央軍がいます。今、ロンウィ将軍は、単身、中央軍を出て、北軍のクレジュール将軍の所に来ています。これから、隘路を通って、リンツェンの森まで行かねばなりません。
リンツェンの森には、逃げ込んだ歩兵たちがいます。彼らはこの春まで、ロンウィ軍にいました。
確かに、リンツェンの森からは、一度クレジュール軍に戻ってくるより、エスターシュタット軍本体に向かった方が近いのですが……。
リュティス亡命軍は、ナタナエレのクーデターの際、亡命した貴族たちで構成されています。エスターシュタット帝国の援助を得て、共に戦っています。同じ国の人間なのに、ロンウィ達の敵になってしまいました。