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世良 朔

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  • 1日前

    会社員が、小説を作ってみるまで

    こんにちは、世良朔です。 10月1日から、残響シリーズ第一部『凍った矢』の連載を開始します。 今回は、人生で初めて長編小説を作り、連載開始を迎えるまでのお話です。 *** 数年前から、頭の中に一人の女性がいました。 その頃は、まだ名前もありませんでした。 それが、のちに『凍った矢』の主人公となる鏑木美緒(かぶらぎ みお)でした。 とはいえ、小説を書こうとは思っていなくて、刑事物のドラマを見ながら、頭の中のキャラクターならどうするかな?なんて妄想している程度でした。 そんな私が長編小説を作り始めたのは、7月10日。 きっかけは、生成AIでした。 それまでにも生成AIを使って短い物語を作っていましたが、長編となると話は別です。 登場人物が増え、時間が進み、伏線を張り、過去の出来事が現在につながっていく。 そんな物語を作れるのだろうか。 試しに、頭の中にあった主人公や敵役、物語の構想を生成AIに話してみました。 すると、これがなかなか面白く、 相手は生成AIなのに、話が盛り上がってしまい、話しているうちにプロットができ、登場人物たちが台詞を持ち、動き始めました。 第一部を作ると第二部を作りたくなり、第二部ができると第三部へ。 気づけば、人生で初めての長編小説が三部作になっていました。 小説を書いたこともないのに(笑)。 ※現在は第二部の改稿作業中 *** もちろん、楽しいことばかりではありません。 生成AIは、とても「それっぽい」文章を書きます。 一見すると小説として成立しているように見えるのですが、何度も読み返していると、いろいろな問題が見つかります。 まだ知らないはずの情報を登場人物が知っていたり、同じことを何度も説明していたり。 そして―― 最中の数が合わない!! 『凍った矢』には最中が登場する場面があるのですが、食べた数と残っている数が合わなくなりました。 事件の謎より先に、最中の謎を解かなければなりません(笑)。 そんなとき、意外な形で役に立ったのが、以前プログラマーとして働いていた頃の経験でした。 気になるところを見つけ、原因を調べ、修正して、もう一度確認する。 一つ直したことで、別のところに矛盾が出ていないかも確かめる。 やっていることは、システムのデバッグとあまり変わりません。 生成AIにも手伝ってもらいながら、本文を何度も読み返し、場面の追加や修正を重ねました。 そうして、ようやく第一部の原稿が完成しました。 *** 長編小説を一本、最後まで作った。 しかも人生で初めて。 なかなかの達成感です。 ところが、そこで気づきました。 原稿が完成したからといって、読者に届けられる状態になったわけではないんですよね。 改めて全体を読み返し、登場人物の名前や設定に矛盾がないか確認する。 場面を追加したことで、前後のつながりがおかしくなっていないか。 読みづらい文章はないか。 そうして修正を重ね、ようやく「これなら読んでいただける」と思えるところまで仕上げました。 初めての長編小説制作は、思っていた以上に地道な作業の連続でした。 それでも、頭の中にしかいなかった人物たちが、一つの物語として形になったことは、私にとって大きな喜びです。 残響シリーズ第一部『凍った矢』は、10月1日20時から、連載を開始します。 果たして主人公、鏑木美緒は読者の皆さんに受け入れてもらえるのか。 楽しみでもあり、少し不安でもあります。 美緒たちを応援していただけたら嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。
  • 8月21日

    はじめまして。世良朔です

    はじめまして。世良朔(せら さく)です。 2026年から小説を書き始めました。 10月1日より、残響シリーズ第一部「凍った矢」の連載を始めます。 この近況ノートでは、作品のお知らせのほか、創作や制作の裏側について綴る「月刊せらさく」などを掲載していく予定です。 小説を書くのも、カクヨムで作品を公開するのも初めてです。 どうぞよろしくお願いします。
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