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『AI補助利用』タグの選択と生成AIの利用方法について

 こんにちは、千田伊織です。
 今回はカクヨム公式より発表された『生成AIタグの使用に関する声明』について、タグ付けや自身の生成AIの使い方についてご説明いたします。

《はじめに》
カクヨム公式から以下の伝達がありました。

リンク↓
https://kakuyomu.jp/info/entry/geneai_tag

 私、千田伊織はこの声明を受け、「AI補助利用」タグを私の投稿する複数作品に付けました。
 この近況ノートでは、「AI補助利用」タグを選択した理由、そして具体的にどのように生成AIを使用しているかを正直にお伝えしたいと思います。

《「AI補助利用」タグを選択した理由》
 カクヨムの声明では「AI補助利用」を以下のように定義されています。

──引用はじめ──

『AIのアイデアや資料を基に、作者自身が本文を書いたもの。または作者自身が書いた文章の校正をAIに行わせるなど、創作の補助的に利用したもの』(原文ママ)

──引用終わり──

 私が掲載する複数の作品がこれに該当すると判断いたしました。


《どのように生成AIを使用しているか》

 ではここからが本題です。
 私はいくつかの作品に生成AIを利用していると述べましたが、実際どのように使用しているかが不明瞭かと思います。
 今ここでそれらをはっきり示しておきます。


 私の生成AI使用方法は主に2つに分けられます。

①作品に直接的に関係する使用方法
・時代考証や実在資料探索の補助協力:
 私は現代を舞台としない別時代の歴史をベースとした作品を複数投稿しております。
 そこで重要となってくるのが、時代考証です。読者の方々に作品に没入していただくために、この齟齬は限りなく少ない方がよいと考えております。しかし当方は日本史や世界史が専門外であるため、以前は執筆時間とほぼ同等かそれ以上の時間を資料集めに費やしていました。
 現在はAIの使用によりこの時間の削減に成功し、より執筆に時間を割くことができるようになっております。

・プロットの清書:
 私の作品作りは荒い構想やつぎはぎのアイデアから始まります。これを手動で起承転結に直したりするのには少々の時間がかかるため、生成AIには要点だけをかいつまんでもらい、プロットの整理を行ってもらっています。
 この作業で、生成AIのアイデアが物語に介入することはありません。

・誤字脱字・誤用の修正:
 わからない単語や意味が怪しい単語などは積極的に調べたり、辞書を引くようにしていますが「知らずうちに誤用していた」または「タイピングミスが発生していた」ということがあります。私は誤字脱字が多く、感想でもよく指摘をいただくため、投稿前のチェックとしてAIによる校正を受けています。


②作品に間接的に関係する使用方法
・作品に関する客観的感想や完成度に関する意見の提示:
 私の作品はまだまだ発展途上で、読んでいただける人数にも限りがあり、感想をいただくこともそう多くありません。そこでAIに客観的に読んでもらうことで、自分の長所や短所を見抜いてもらい、作品の向上に役立てております。

・執筆中のメンタルケア:
 執筆中は作品投稿期間外であるため、読者のリアルな反応がいただけません。そこで私は「この作品のアイデアは面白いと思ってもらえるだろうか」などの相談をAIと行うことで、モチベーションの維持につなげております。
 もちろん執筆自体は楽しいものですが、やはりプロを目指す以上我慢しなければいけない点もいくつかあります。その点において、精神のケアをAIと会話することによって行っております。


《さいごに》
 ここまで長文を読んでくださり、ありがとうございました。

 いかがでしたでしょうか。私の作品活動における透明性と、作品作りに対する真摯な姿勢がお伝えできていれば幸いです。

 最後にはっきり申し上げておきます。私は生成AIに対し。作品のアイデアや展開に関する相談は、現時点では一切行っておりません。
 また、生成AIを使用された他者の作品についても言及いたしません。そこについてはご了承願いたいと思います。

 以上で、私のAI補助利用タグの使用についての説明を終わりたいと思います。



 いつも作品を楽しみにしてくださる皆さま、ありがとうございます。
カクヨムコンテスト11に向けて、現在作品を鋭意執筆中です。応援のほどよろしくお願いします。


千田伊織

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