近況ノートを初めて書くことにしました。
ここでは主に、書いた作品について、何かしらの補足やら裏話やらを書き残しておこうと思います。作者しか、執筆経緯のことを分かる人はいませんからね。
「それでも、きっと」という作品は、発想自体は2年ほど前からあった話です。骨組みは割と早く固まったのですが、オチがなかなか決まらなくて、ズルズルとこんな時期まで引っ張ってきてしまいました。結局、月並みな感じに無理やり終わらせてしまったので、もっと早く書けたな、と後悔しています。短編って終わらせ方が9割だと思っているところがあるので、締め方にいつも悩みます。でも悩む癖に、変に無難に、面白くもないラストになるのが我ながらダメだなと思っています。
ループものの作品を、昔から好んで見ていたこともあり、何かを繰り返す、という設定の話は、割と書いてみたいなと思っていました。ただ、転生する人物そのものを主人公にするのではなく、それを観測する人(市来)を主人公にしました。「壊国女王」の冒頭もそうですけど、何かの現象に対して、当事者として向き合っている人よりも、それを支えたり見つめたりする人にスポットを当てたくなるんですよね。面白味には欠けるのですが。
因みに、巡と輪は、互いに永遠の生命を繰り返す、ということについて限りない諦念が心の底にあります。夫婦になるのですが、二人で何かするということは余りありませんし、子をなすこともありません。何をしても二人しか残らないのだから意味がない、と思っているのですね。そこら辺はある意味、不老不死の悩みに近いのだと思います。
さて、今後ですが、短編をもう2編くらい出したいなと思います。「壊国女王」も中途半端なところで止まっており、更新しなければ、と思っているのですが、今は短編を書いている方が楽しいのですね……。気分が乗らないと動かないのが悪い癖ですが、「壊国女王」に関していえば、話の筋は大まかに固まっているので、完結はできるはず……多分ですが。
予定は未定ですが、凡その目算で、夏に短編を2作品出して、秋ごろから長編を再開しようと思います。仕事の関係で、冬は執筆時間がほとんど取れない見込みですので、そこまでにある程度目途をつけようと思っています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。