この作品が生まれるきっかけは、ガソリンスタンドでした。数年前くらいだったと思います。
そこのガソリンスタンドは、昔からあるところなのですが、165と値段表示をするところ、真ん中の6の一部が欠けてしまい1S5に見えてしまったのですね。ああ、面白いなと思い、そこから話を膨らませていきました。
Sというのは、アルファベットではなく記号としてのSです。ひっくり返す、という意味があります。
と、いうことで、一番初めのプロットは一人の人間を復活させるために、5人の命を奪おうとする連続殺人鬼、という話でした。ホラー作品で書いていたのです。ただ、オチが決まらずにうだうだと数年過ぎ、気が付いたら何もかも違う話になっていました。そもそも、5人というのが短編にしては人物が多すぎるな、と思い、4体に減らしています。この作品は、思い付きからスタートしているので、紆余曲折が本当に多いのです。
そんなこんなでようやく書き進めていったのですが、進めていく内に、AIってこんなものだったっけ? という不安に包まれていきました。恐らく、本来のAIとはかなり異なるものになっていると思いますが、ご容赦頂けたらと思います。多少は人間らしくないと、オチにならなかったので……。
次回作も短編になると思います。テーマとしてはディストピア系で、私は好きなジャンルなのですが、そこが伝わるかどうか……。やれるだけの力を出し切って、書いていこうと思います