青山えむ

花火の音が聞こえる。 どこからだと見えるだろうか。 二階か、外に出るか。 打ち上げ時間は五分間。 早く決めないと。

子どもの頃に行った、夢みたいな場所 おもしろくてキレイでおいしくて楽しくて けれども二度と同じ場所には行けない 探しても見つからない 私だけじゃない、友達もそう言う 子どもだ…

仕事中いきなり後輩の手をつないでしまった。 どうしてそうなったかは分からない。 これをあざといというのか平静を装うのか。 そしたら後輩から意外な言葉が返ってきた。

三十五歳。 四捨五入してアラフォーと言うには早すぎる気がする。 まだアラサーと言ってもいいのか。誰に遠慮をしているのか。 小さいころの夢を「お嫁さん」と言う子の気持ちが分からな…

ある畑の一角に、無人販売所がある。 ふだんはくだものが売られているその場所にお菓子が置いてある。 ■■■□□ 小説家になろうにも掲載しています https://ncode.sy…

毎日同じ時間に同じことをやる生活 嫌になるほど同じリズムだった ある日、庭に人影が見えた。 その場所にはハンカチが落ちていた。

死にたい。私は本当は、とにかく死にたい。 けれども願いは簡単には叶わないのが世の理。 だから逆を思ってみることにした。 生きたい。私はとっても生きたい。 そう思って過ごすとど…

自分の意見が言えなくていつもオドオドしている そんな私を唯一認めてくれた拓也くん 一番の仲良しの佑美は女子力が高くてなんでも持っている なんでも持っているのに、私の唯一を取らないで

半年間会っていない女からメールが届いた。 ＵＲＬだけの本文だったので開かなかった。 女との日々を思い出す。 あの頃は好きだったが、もう関わる気にはならない それが俺の気持ちだった。

懸賞が当たった 当選品が届くのが楽しみで毎日ポストを覗く。 仕事では人間関係がストレス。 家では姑のごはんがストレス。 日々の心の支えは当選品の到着だった。 ■■小説家になろう…

ふとしたきっかけから接触した柏木さん 趣味が近くてお喋りすることが増えました お喋り仲間？　友達？　同僚？ 私と柏木さんの関係性を表す単語が見つかりません ■■■ 小説家になろ…

僕はお菓子クラブの部長 顧問の先生の誕生日に、部員が作ったお菓子をプレゼントする そのお菓子を決める過程で、作者不明のお菓子が登場する このお菓子を作ったのは誰？ 「５分で読書…

さいきん同じクラスの福士くんの視線を感じる 私もだんだん福士くんを意識し始める けれども福士くんは友達の彼氏になってしまう 打ち明けられない気持ちはどこに行く

恋愛は妄想の中だけ、いわゆる奥手な主人公。 あることをきっかけに、男を求める自分に気づく。 恋愛体質の友達に相談をして、恋愛妄想から抜け出そうとする。 行動し始めて、出会いや合コ…

東北地方の北側に位置する私の地元 いつもの顔ぶれが集う地元のライブハウス ライブを見たり友達と会ったりする大切な場所 そのライブハウスが移転するという噂を聞く しかも移転するか…

佐々木さんが車を変えた。 前は青い車で今回は黒い車。 佐々木さんが意外な場所から出て来るのを見てしまった。 佐々木さんは、見られてはいけない場面を見られてしまった。 それから佐…

日々のすき間時間にＳＮＳで写真を眺めている オシャレな写真を見ていると自分でもオシャレな写真をアップしたくなった 目指すは貴族のお茶会 カクヨムweb小説短編賞2021に応募し…

一人暮らしを始めた主人公。 料理をすると張り切る。 メイクも頑張りキラキラ女子を目指す、希望に溢れた一人暮らし。 けれども理想と現実は、かみ合わず……。

一人暮らしの部屋の中から音がする 虫やネズミではないようだ カクヨムweb小説短編賞2021に応募しました ■■□■ 小説家になろうにも掲載しています https://nco…

オシャレな眼鏡を探して眼鏡屋に行きました そこで見つけた気になる目薬 オシャレなデザインに惹かれて買いました 装着液にもなるこの目薬を使うと映像が見える どうやら未来の映像らしく…

大好きな漫画家がおすすめするパウンドケーキを食べたい。 同じ感想を共有したい、せっかくなので美味しく食べたい。 しかし食べようとするとちょっとした用事（邪魔）が入る。 果たして…

公園内にある博物館に行った。 すがすがしい空気にきれいな風景。 ひょんなことから初対面の男性とお茶することに。 そしてそこからなぜか、ライブハウスに行くことになった。 地味で内気…

ストーカー男の誘いをきっぱりと断り、彼のもとへ。 彼は優しくて、心地よい時間をくれます。 彼と一緒にカフェに行ったり本屋に行ったり、愉しい時間を過ごします。 小説家になろうにも…

毎朝、始業時刻まで音楽を聴いて過ごす 最初は時間つぶしだった 毎日音楽を聴いているうちに昔を思い出す 私には秘密がある 　□□□■ カクヨム運営公式企画 『音楽』を題材にした…

私は大きな二階建ての家に一人で住んでいる 女の一人暮らしなので、防犯に気を遣っている 家の真横は線路で、電車が通るたびに大きな音がする □□□ 小説家になろうにも掲載していま…

KAC2021参加作品 お題「ホラー」or「ミステリー」

好きだった彼の心中事件を新聞で知る。 彼と交際していた日々を振り返る。 彼はどうして死を選んだのか。

私の朝のルーティン

関東から東北の喫茶店にワープしてしまった 元に戻る方法はその喫茶店で働いて来客の手助けをすること 喫茶店にはデパガや会社員、高校生などが訪れる 日常的な悩みをどうやって手助けする…

一夜限りの関係を持った女が妻を殺した。 思い込みの激しい女に恐怖を覚える男。 怯える日々にうんざりした男は先輩を頼る。 少し脅せばおとなしくなるだろうと思っていたが予想外の展開に…

アパートの二階に引っ越しをした。 風がよく入る場所で、カーテンがよく揺れる。 超短編です。

仕事帰りに気軽に立ち寄れる愉しみ・癒しの空間 ホストクラブとカフェが合体したお店【ホ茶倶楽部】 主人公はある目的を持ってホ茶倶楽部へ足を踏み入れる そこで出会ったホストは・・

暇つぶしに見ていたＳＮＳで ひたすらアイドルへの想いを呟いている人物がいる。 果物のアイコンをしたその人物に惹かれてゆく僕。 どうやったらその人物と交流出来るだろうか。

「死にたい」と思って通るとあの世へ行ける通学路。 失恋した辛さから逃げたくて、その都市伝説を実行してみた。

受験でストレスがたまっていた僕は苛々していた。 学校の近くに住み、毎日ニコニコして日向ぼっこをしているおばあさん。 このおばあさんになら何を言っても構わないだろうと思い、僕はおば…

遅番の時は午前零時に踏切を通る。 夜中でもきちんと一時停止をする。 過去に自殺があったという噂もある踏切。 金曜日、雨の夜、いつも通り踏切を通った。 その時事件は起こっていた。…

五年生になったら宿題が増えるし 人間関係も複雑になるし大変 友達と遊ばなきゃいけないし 話題の音楽やゲームのチェックをしないといけない 大好きな友達と嫌な担任の先生 面白い伯母…

周りとはもめずに平穏な生活を望む私 新しい職場では上手くやれそうだった けれども異動してきた美少女の吉岡さん 彼女に平穏を乱されてゆく・・

東京から地方に引っ越してきた「私」 ライブハウスで「浅井さん」に出会う 徐々に浅井さんに惹かれる「私」のとった行動は…… 「私」の想いはどこに行くのでしょうか

電化製品の会社に勤める田舎に住む「私」 東北で一番都会の支社に出向が決まった そこで出会う人、出来事の一年間

夏休みの直前 好きだった職場の先輩が死んだ お通夜で初めて見た先輩の奥様 そこで知った奥様の許せない事実

僕は半端な天使 そして女の子にモテたい 立派な天使になるために 人間の幸せの手助けをする （特に女の子）

人の縁を切る縁切屋がいるという噂 周りが結婚ラッシュで焦る私 周りが、周りが、周りが基準になっている 自分の正解を探すのは誰なのか

毎日毎日同じ事の繰り返しで 良い事なんかなくて 毎日毎日死んでしまいたいと願っている 二十五歳の春陽 毎晩毎晩祈るように自分の死を願っている そんな春陽が悪夢を見る

東北の県立高校に通う相馬光 アイドルのインタビューを読み モテる男は何を考えているのか モテる男の注目する素敵女子とは何なのかを探る

ライブハウスでよく会うあの人 多分これはもう、好き 私よりあの人に近い距離に居る色情な子 よく話しかけてくる男の子

流行というか、定番となったＳＮＳを利用 誰でもやっているＳＮＳ 私もその中の一人、ただそれだけ

こっちを見て 振り向いて、私を見て ずっとそう思っている 恋をしている相手に 執念に近い想いを発する

おとなしくて一途でいつも自信が無さそうなのに 先生の隣にいるあの子 私の方が、先生の事を知っている

現実半分、創作半分 フィクションかノンフィクションか解らない日記です 解らないようにしたいです あくまで日記です 不定期更新