クリスマスイブのあの日、祖父が亡くなりました。
一ヶ月経っても実感がありません。
私は毎年、新年はその祖父が住む家で寝泊りしていました。去年と今年の二年だけが例外でした。
新型コロナウイルス対策での自宅待機を選んだことが間違いでは無かったと思っています。
それでも祖父が新型コロナに感染し、ワクチンの無い当時、新型コロナウイルス感染症の治療薬としても注目されていたアビガンを投薬。その都合もあって、入院先も変わり私には病室の番号も知らされていませんでした。
病室が分かっている間は、数度面会に行きましたが結局その時が祖父とあった最後の時となりました。
爺ちゃん…結局、竹トンボの作り方は教えて貰えませんでしたね。
毎年いつ教えてもらえるのか楽しみにしていたのに。
新年を祝うお酒を除いて、一緒に飲んだことはありませんでしたね。
思い返せば、過去に戻って…いや、一度くらい一ッ所にやりたい事が幾つかはある物です。
さようなら、爺ちゃん。
天国とかがあるなら、戦争で死んだ兄弟たちとお酒でも飲みながらゆっくり魂を休めてください。
以外と…文章が長くなるものですね。