愛とは何か―ー筆者が個人的に最も強く思う言葉だ。
元々「愛」という感情を人間は知ってはいたが言い表す言葉を知らなかった。
ご存知の通り、夏目漱石が「アイ・ラブ・ユー」を「月が綺麗ですね」と訳した事は広く知られている。少なくともこの時代は『愛』という感情を恐らく知っていたものの、言葉として捉えた者はいなかったのだろう。
愛の種類は様々で、親が子供を育てる愛情、ペットを思いやる愛、異性を思う愛情……それらは全て愛がつく感情。誰しもがそれを多かれ、少なかれ経験する。
喜怒哀楽の更に上をいく感情の「愛」を筆者は知らない。よくドラマでは気軽に愛しているなどというが、それは己の性的欲求を満たすための言葉に思えてならず、薄っぺらい脚本と内容に反吐が出る。
そんな作品が溢れる中で「ハッピーシュガーライフ」は愛する人の為に殺人を犯し、砂上の城を守るために邪魔者を排除・利用する等と徹底語尾『愛』とは何かを叩きつけた。
主人公の愛の形が本当に究極の愛の形かと言われると疑問符がつくが、そもそも愛の形はきっと人によって違う。全員同じ人などいない。生まれも性別も考え方も千差万別。だから、違っていい。違っているからいいのだ。
愛について、貴方は何を思い、何を感じるのだろうか?
そんなのわかんねーよと首を撚る?
こういうのが愛だと意見を述べる?
愛ってなんだろう?
はい、すんごくポエムみたいになりました。
「ハッピーシュガーライフ」アニメ最終話を見て愕然となり、予想以上で言葉が全然出てこない筆者でした。