葉月林檎

　今晩は☆今平気かな？具体な感想を言いたいんだけど？（笑）

　先ず、散文詩として起承転結がテンポ良く簡潔に纏まっていたのが良かったです。

　冒頭で「自己評価の低い子の片想いかな？」と切なさを覚えながら読み進め、語り手が泣いてしまうくだりで、「お！？コレはキモチが通じるのかな？」とドキワクしたら………………ガブっ！

　「叶わぬ想い」の理由と、語り手の正体と決意がもたらす衝撃的で悲劇的な結末が同時に簡潔かつ鮮やかに表現されていて感じ入りました。

　また、二人称のみを用いる事、具体的な表現をしない事で、語り手と相手の人物像に関して読者に想像の余地が残されていて、読者各々によって様々なカップリングシチュエーションが成り立つのが上手いと思いました。語り手の正体についても同様に思いました。

　例えば、「語り手と相手は共に男性で、語り手の正体は（人間に化けた）人食い鬼」と言うシチュエーションも成り立つかな？と。

　個々の表現では、冒頭の「恋だとか愛なんてものは要らない」をクライマックス直前でもう一度持って来る事で、語り手の強い決意、衝動が感じられて良かったです。また「月明かりに照らされ、私の口元はキラリと輝いた」。この一文での〆方がとても美しく、場面を、その後を読者に様々に想像させる上手い表現だなと思いました。

　アレやコレや長々と語ってしまいました（笑）

ＲＯＫＵＯさん、こんばんは！
全然平気ですよ～、テスト勉強期間なので起きてるんです(笑)
「叶わない片思い」みたいなことを匂わせといて、ガブリといっちゃうっていう。ただ叶わないから泣くのだけではなく、他の意味……勝手に涙が零れていく。何故だ？って思いますよね。やはり一番に考えたのは、最後に真相が分かるということ。それも読み手によって解釈が違うようにできなかな……と思った結果、二人の関係性を隠し、色々と深読みできるように。ここなどはＲＯＫＵＯさんの書いてることと同じです。それこそ詩を書くのが上手い方が書けば、もっと深読みできるようになると思うのですが……そこらへんはしょうがない。
おお、人食い鬼！とある人食い鬼が、食料であるはずの人間に恋をしてしまった……みたいなことになるわけですよね。面白いです！これは他の方にも、どんな風に想像したのか聞いてみたいですね～。色んな意見が出そうです。
クライマックスは、深夜テンションにしては結構悩みました。いつもならパパッと出来るんですよ。綺麗にまとめたかったんです。

わあ……いつの間にか長文になってしまった。いやー、こういうの楽しいですよね。