• 恋愛
  • 異世界ファンタジー

「風樹」の携帯電話の設定。

私がこの物語の元を書いたのは今から10年以上前になります。
その頃は携帯(今でいう、ガラケー)は結構ありましたが、スマフォや LINEなどのSNSはまだありませんでした。
携帯にアプリを入れるということもなく、相手への連絡はもっぱら通話か、メールだったと覚えています。ネットにすら繋げなかったかもしれません。ネットは概ねパソコンの分野でした。

今回、大幅に加筆、修正をするにあたって、一番悩んだのはこのことです。
最初樹に無理にスマフォをもたせたりしましたが、やりとりなど色々不自然なこともあり、再び修正しました。

「風は樹に語り、樹は風の夢を見る」の時代設定はやっぱり10数年まえ、の二つ折り携帯の時代にします。
LINEで不特定多数の人と繋がったり、ショートメールですぐにメッセージが送れたりはしません。

なので若い読者さまには、なかなか馴染めないかもしれませんが、そういう環境での恋のやりとりを想像していただけたらと思います。
なかなか伝わらない、連絡が取りにくい、そういうもどかしさがまだ少し残っていたということを。

急に設定を変えてすみません。
もし何か不自然な点がありましたら、こっそり教えていただけるとありがたいです。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する