【現在の連載中の作品】
無し
【現在の進捗】
「「赤いきつね」……コンテスト」の応募作品(来週投稿予定)*
カクヨムコン用短編作成(手をつけたばっかり)
なぜか5分で読める的な短編を書き中(意外と良い出来だからお蔵入り)
(*は更新情報です)
いつも作品を読んでいただきありがとうございます。さーしゅーです。
相変わらず忙しくてちょっとしか進んでいません……
それでも、一応『「赤いきつね」……コンテスト』は何とか間に合いそうです。
私としてはやや苦手なジャンルだったので、あまり自信がないですが、
だからこそ書いたっていうのはあります。
そして、一番時間がかかるであろう、カクヨムコン用は……年末の自分が何とかしてくれるでしょ!!
いつの間にか11月は去っていき、12月もすでに半ば。
朝日がやけに眩しくて、それでも手袋が恋しくなる今日この頃。
街は新しい年を迎えるべく、目まぐるしい速度で日に日に景色を変えていく——
どう考えてもやばいですね……。
一月の半ば、焦ってないように頑張ります…………。
以上です。
あまりにも最近何も投稿してないので、超ショートをこっそり載せます。
* * *
「俺…………ずっと舞のことが好きだから…………その…………付き合ってください!」
長い黒髪の彼女は、一瞬びっくりしたように見えた。だけど、すぐ笑顔に変わった。
「うん、いいよ。私も直樹くんのこと好きだから……」
そして、二人は駆け寄って、始まりのキスを————
——ありえない! 絶対にそんなことはありえない!
俺と彼女が釣り合うわけがないし、今の関係性を壊すような真似はしないはずだ。
だから、これは夢だ!!
そう自覚した瞬間に、ぼんやりとした温もりは消え失せた。そして、真っ暗な視界だけがはっきりと映る。
教室のざわざわが鼓動に響き、昼休みを寝過ごしていないことにホッとした。
俺は顔を上げて背伸びをする。
目にはぼんやりと光が刺し、景色の輪郭がはっきりとした。
視界にはセーラー服の青い生地と、黒い髪、それと両手に持った一枚のプリントが映る。
そのプリントは、午後イチの宿題だった。教えてほしくて、駆け込んで来たのだろう。
俺はさらに顔を上げた。
もちろん彼女の顔が映り、その要件を口にするんだと思っていた。
だけど……
俺の視線に合わせてプリントが上がる。プリントの奥からおどおどとこちらを見ていて、
なんだか赤く染まっていた。
どういうこと?
俺は寝ぼけた頭で、状況を考えた。
おかしな反応だった。
俺はたただぐっすり昼寝をして、夢の中で彼女に告白をしただけなのに……
夢の中で告白? 彼女(舞)の反応?
ももももしかして、く口に出てた…………?
俺が驚きのあまり、つい彼女に目をやると、彼女は目までもを隠してしまう。
マジ…………?
俺はしっかりと悩んだ末に…………もう一度顔を伏せた。