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「評価されたいんでしょ?」

どのようなジャンルであっても、創作を続けていくと目にすることがある言葉。

「評価してもらいたくてやってるんでしょ?」
「公開するってことはそういうことでしょ?」

今まではそれを、何かを作り切ったことのない側の言葉として眺めていたが、最近作り手側がこの言葉を発しているのを見てしまった。

現代アートにおいて作品の完成とは、ただ作るだけではない。
作品というメッセージを作る→公開する→第三者がメッセージを受け取る→メッセージについて考える

このやりとりこそが芸術なのだという人がいました。
ただの光の刺激ではなく、このやりとりこそが本質なのだそうです。

「評価される」と確かに嬉しい。
だけど「評価を得る」ためにやっているわけではない。

掃除をして500円玉を見つけたら嬉しいけど、500円玉を見つけるために掃除はしませんよね。

何の反応もなく無言で終わってもいい。
何か受け取ってもらえたなら、それだけで嬉しいな。

以上ソファの下から500円玉が出てきた話でした。

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