読者の皆様、お世話になっております。
現役VTuber業界スタッフをしております、佐々木蒼です。
『所属ライバー全員から唯一信頼されている俺を解雇なんて正気ですか?』という作品を連載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330660166967407
すこし長めなのですが本ノートに書いてあることとしては以下の4本です。
①更新遅れすみませッッッッッッ!!!!!!!!
②「良い意味で身バレ」した件について
③「Vがリスナーの名前を認知していく」現象の追体験について
④ちょっとしたエモいご報告
以下、ゆるりとご覧くださいませ。
【(1)初手謝罪と今後の更新ペースについて】
ひーーーーーーー毎日更新を怠ってしまい申し訳ありません……!!!
少し本業が忙しく、ストックが尽きてしまったことが要因です。。
拙作は、完結まであと全体の20~30%くらい……という進度でして、ここからラストまでの展開にはそこそこ自信があります。
書き切るつもりでいますが、品質担保のために、少しペースを落として更新をさせていただければと思っています。🙇♂️
ペースを落とすといっても、「1ヶ月で1話だけ…だと…!?」とかではなく、週に1〜3話は更新される、そして1〜3ヶ月で完結する、くらいを目標としています。
どうかお付き合いくださいますと嬉しいです。
【(2)「良い意味で身バレ」した件について】
VTuber業界、というか「最新技術を使用するエンタメ業界」というのは非常に狭いものでして…
ヒント1:VTuber業界人である。
ヒント2:小説を書くのが趣味な人物である。
ヒント3:これを書けるエピソードを体験してきたヤツである。
という情報だけで、そこそこ業界内で「身バレ」が起きました()
別に私は配信者や専業作家ではないので、身バレは「ちょっと照れる」くらいの問題でしかなく、むしろ「お!こんな活動もできたんか佐々木ぃ! ちょっとこういうプロジェクト一緒にやらん!?」とお誘いをいただける機会が増えたので、メリットしかないのですが。
本ノートの後半にもチラっと書くのですが、「面白い活動」にお誘いいただけてもいます。
つくづく、拙作や私を応援し続け、リアルの生活にまで影響を与えてくださったカクヨム読者の皆様には感謝しかありません……。
【(3)「配信者がリスナーの名前を覚えている」現象への理解】
仕事柄、当然、VTuberさん達のイベントとかの舞台裏、控え室によくいくのですが、VTuberさん達はかなりリスナーさん達の名前を覚えているのですよね。
名は出せませんが、かなりの大手のVTuberさん達ですら、
「そういえば、私のリスナーでXXXって人いるじゃん? いつも・・・なコメントくれてるんだけど、このまえまた・・・ってコメントしてきてさ! おもろくない??ww」
ですとか、
「ねえええええええ! 見てこれ、このリスナーさんのコメント! やばくない!?w」
ですとか。
お互いのリスナー自慢(?)ではしゃいでいる様子が見られます。
「何千、何万人といるリスナーのハンドルネームをよく覚えられているな」という疑問を、まるで「なんで学校の先生って無限に担任してきた生徒の名前を覚えていられるんだ…?」にも似た温度で感じていたのですが、カクヨムを初めてからかなりこの感覚は理解できました。
ぜんぜん余裕で覚えてしまいます。
★・コメント・応援くださっている読者さまのお名前は「通知」がくるので日々、目にすることになり、単純に接触機会が多いです。
いや、特に「コメント」くださっている方々に関しては、もはや覚えているとか、認知しているどころの騒ぎではなく、一定、人格すら想像してしまっています。
たとえばですが……
「あ、またこの読者さんはユーモラスな感想くださっているな。コメント面白いからまた読みたいな」とか。
「悪役が活躍していると、この読者さん胃が痛くなっているな。死なないでね」とか。
「この読者さんはいつも洞察が鋭いんだよな。まさか同業者じゃあねえよなあ…?」とか。
「ひーーーー! お前はトリックを当てるんじゃないよ!!」とか。
「この読者さんのコメント、いつも無邪気でかわいいんだよな。癒される…」とか。
「ん? この名前は知らないぞ? あ!! 初めてコメントくださっている!!! 今回のエピソードが刺さったのかな、嬉しいな」とか。
……です。
「これ俺のことか?」と思った読者さま、そうだぞ、おまえのことだぞ。
コンテンツにはどうしても見る側・見られる側という立ち位置があるわけですが、「深淵を覗く時……」ではないですが、視聴者側もぜんぜん見られている、むしろ視聴者側が製作者に与えている感情が、作品にもフィードバックされている……という、エンタメ業界の幸せな循環を感じられています。
創作って、いいなあ、と思いますね。
【(4)ちょっとしたご報告について】
さて……
先述の通り、私のリアルな生活に読者のみなさまは影響を与えてくださったわけですが、おそらく直近で2つほど、ユニークなご報告ができるかと思います。
具体的には……
①とある「最新技術を使用するエンタメ」のコンテストの審査員を務めます。
②VTuberを題材とした「とあるコンテンツ」の制作に関わらせていただいています。
…といった感じです。
カクヨムを始める前、私はあくまでエンタメ業界のいちスタッフでした。
プロデュースやマネージメントで、演者さんやコンテンツを通じて間接的に視聴者さん達と触れ合うことこそあれ、こうして直接、皆様に言葉を届けること、スタンドプレーをすることはありませんでした。
それがひょんなきっかけで、こうして色々な機会に遭遇することになるとは……なんだか物語じみているような気が、します。
以上です!!!
できる限り、私自身の身におきた変化も、皆様に「自分ごと」というか、「自分のせい」として体験していただけるよう、時折、近況報告させていただけたらと思っています。
拙い活動に長らくお付き合いいただき感謝しかないですが、いましばらく、今後ともお付き合いくださいませ。
お読みいただきありがとうございました!