おげんさん

『灰になるまで』は孤独な男が部屋でひとり煙草を取り出し吸って消すまでの描写の中に思い出や写真も燃やしそのまま自死するイメージのもと書いた作品となっています
火→熱→煙→灰
という変化の流れがそのまま「人の感情の消耗のプロセス」のようなイメージを持っていただければと思います
自死に関しては明言はせず亡くなったが亡くなっていないようにも取れる書き方をしたつもりです