坂崎かおる

その島、押して入るか、引いて入るか？

「オオカミがきた！」 退屈を持て余した少年は、ある日そう叫びますが、村の人々は誰も「オオカミ」を見たことがなく...。

戦地から帰ってきたアンドロイドに、私は靴をつくりはじめた。 コーリャは、その手伝いをしてくれたアンドロイドだった。しかし、メディアがとりあげたことで、風向きが変わってしまい...

「線を引いているんです」 「まっすぐに」 奇妙な二人はそう言った。向こう見ずな友達のＴは、その線を越えてしまったのだが…

空を飛ぶ車が初めて起こした交通事故。 その妻が語る事故の真相とは。

その街には、冬になると移動図書館がやってくる。 グスタフとルカはその冬、「移動図書館に乗って街の外へ出よう」と約束する。 しかし――

人形になってしまったカスミさんと、その旦那さんとの交流を描いたファンタジー。

マックには女子高生がいる。 我々はその情報を元に研究を開始した。

学生時代に書いた掌編です。５分で読めます。

所ジョージを作る話です。

第1回かぐやSF「選外佳作（Honorable Mention）」作品