頭の中で出来た事が、いざ物事に対面するとなると出来なくなるのは己の能力、努力の不足を具現化されている様で辛い。具現化された怠惰は姿、形をかえ、ボクサーになる。
痛々しい怠惰にボティブロー。実力の不足にフック。信じがたく無いが為に反らした視線をつかれアッパーを喰らう。
暗い未来が雄叫びをあげ、負け犬も吠え出す。
どうでも良い程に、これからの人生に関与しない解説が嬉々として語り、実況が沸く。
今日も諦めよう。と逃げ癖のついたコーチ羞恥心が己に期待できず、白いタオルを投げ込んだ。
誰にも必要とされてない事に気付いたら、起き上がる気力が失せ、汚ならしい滓溜まり煮詰めた灰汁の泡を口から吐いて終る。