「私達はここにいる」がついに7000pv突破しました。正確には6999ですが、まぁ、日付が変わるまでには突破していると思うので……。フライングでお祝いさせてください🎉
全68話なので、ざっくり計算すると大体、1話につき100pvくらいですね。ありがとうございます。
連載を始めた当初、こんなにたくさんの方に読んでいただけるとは思いませんでした。
わたここは、元々は「女に生まれたのだから女らしく」という呪いに対する苛立ちから生まれました。それがいつしか、当たり前のようにシスジェンダーのヘテロセクシャル(性自認と身体の性が一致している異性愛者)にされる世界に対する苛立ちに変わって、執筆している間にいつしか「どんなセクシャリティの人間でも肯定する物語にしたい」という気持ちが芽生えて、様々なセクシャリティを持つキャラクターたちが誕生しました。
セクシャルマイノリティについて語る時「人間をカテゴライズする必要があるのか」という意見も多く出ますが、全てのキャラクターのセクシャリティをきっちりと考える必要は無いと思いますが、はっきりしているキャラは曖昧にせずに宣言しておくべきだと私は思います。
作中でも海菜が言っていますが私達は「黙っていたら当たり前のように異性愛者だと思われてしまう」んですよね。私も、自分がセクシャルマイノリティであることに気づくまではそうでした。
誰かが言っていましたが、私達は妖精なんです。「居るらしいけど、私は見たことない」そう言われることがしょっちゅうなんです。アセクシャルやデミセクシャルといったマイノリティの中のマイノリティは特に。
ですから私はこれからも、できる限りキャラクターのセクシャリティを明示していくつもりです。
全員はしません。分からなかったり、名前がなかったり、あえて言いたく無いとか、いちいちカテゴライズされたくないというキャラクターもいますから。
いつか「セクシャリティなんてどうでも良いじゃん。結局は同じ人間なんだから」と軽々しく口に出来てしまう時代が来ることを願いながら、これからも執筆を続けていく所存です。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ps.これを書き始めた時は6999pvでしたが、描き終えた頃には7000を超えていました。改めてお礼申し上げます。ありがとございます。