四月に引き続き、五月も板野かも様の匿名アンソロジー企画に参加しておりました。URL:https://kakuyomu.jp/works/2912051598792750843
五月は二作品、【007】ヒカリが彩るバースデイ、【014】おじいちゃんのみどり色 2年3組 山川 もえは で参加しておりました。やや遅れましたが、こちらで作品語りと感想返信をさせていただきます
【007】ヒカリが彩るバースデイ
作者擬態がしたーい! と考えながら書いた作品です。擬態ポイントは、女性主人公+男性キャラという女性向けっぽい構図。これからミドリちゃんの奪い合いが苛烈化していくんだろうなぁ……なんて想像しつつ、乙女ゲームの導入、いわゆる共通パートの一幕を意識してみました。
そのため、短編中で各キャラを立たせたり、逆に主人公を平凡で気配薄めにしたり、全体的に楽しげな雰囲気で一貫させてみました。別人に乗り移られたみたいな新しい感覚で書くのが楽しかったです。
以下は感想返信です。
・黒瀬 蓮 様
温かな気持ちになっていただけたようでなによりです! ノリのいい大学生の空気感ってこの時期にしかない何かが混ざり込んでいますよね。
オチはキャラたち的には滑ってましたが、僕もかなり気に入っています。
・gaction9969 様
みどり縛りのプレゼントを選んだのは、『みどりの日』に対して主人公が持っていたコンプレックスを払拭したかったという理由もあるんでしょうね。でも現金はちょっと受け取りにくいし、風見鶏は何に使うんだろう……
キャラの色は光の三原色を意識していますが、混ざると別の色が生まれたりしますし、まだまだサブキャラが増えたりしそうで楽しみですね(続きがあるとは言ってない)
・右中 桂示 様
大学入学から一か月、ここまで距離を詰められている彼らが正直羨ましかったり。誕生日を祝われて嬉しい、という感情は大人になるとだんだん失われていきますし、主人公のコンプレックスを克服する数少ないチャンスだったかもしれません。なんだかんだ、彼らはいい仕事をしてくれました。
・葉月 様
休み中の誕生日って悲しいですよね……毎年同じ時期に長期休みがやってきますし、周囲に学校などで祝われている子がいると、素直に祝福できなかったり……あるあるだと思います。
アホウドリのチョイス、本当に悪意がないのか怪しいところですねwww 普通にウミネコとかカモメとかでいい気がしますし、案外一番イジりに来てるかも?
・朽葉 陽々 様
アホウドリを選んだ意図は、メタ的に言うと「大学入学からたった一か月の関係で、男の家に上がり込んじゃう油断しまくりの子」的な感じでした。アホウドリ自体の名前の由来がそんな感じで、人に対する警戒心がない=阿呆みたいな塩梅だったと思います。呼んだのは彼を含めたグループなんですけどね。
ですが陽々様の解釈も素敵だなと。初めての一人暮らしですが、大学だと案外うまいこと立ちまわっているのかもしれませぬ。
・M・A・J・O 様
誕生日を友達に祝ってもらえる、って意外と貴重な経験ですよね。朔良は家にまで読んでもらったことはありません。泣いてません。
令和では確定で祝日なみどりの日ですが、こうしてゆっくり準備をしてもらえるというメリットもあるかも。
オチの空気感まで楽しんでいただけてよかったです!
・朝海いよ 様
大学生というと、実家を出ていきなり一人で知らない地域へと赴き、自分だけの力で生きていかなくてはならなくなる人も多いですよね。そんな孤独な状況で、早くもこうした友好関係を構築できているあたり、ミドリちゃんの大学生活はこれからも安泰かもしれません。
モチーフである光の三原色、気づいていただけて嬉しいです!
・一斗 様
『みどり』をイジるだけでなく、お祝い自体はちゃんとしてくれる優しい空間を描いてみました。
仰るとおり、この作品はミドリちゃんを巡る恋愛物語の序章をイメージしていたので、ここからドロドロする可能性は十分に秘められています。むしろ僕もさせたいです。ダウナー系を気取っているミシロくんが、ミドちんのことになると燃えちゃう展開とか書いてみたい……
【014】おじいちゃんのみどり色 2年3組 山川 もえは
擬態したいと思って書いた作品その2。他の方の作品を読んでから手を付けたのですが、『子』テーマだと出てきてもおかしくなさそうな子どもの作文風の作品がなかったので、せっかくなので自分で書いてみました。
使える漢字をいちいち検索したり書いていたら案外時間がかかってしまいましたが、自分にもこんな作文を書いていた時代があったな……と懐かしい気分になったり。
投稿後五分でアカン漢字が見つかり、板野さんに修正してもらったのは内緒。
以下は感想返信です。
・うぴぞお 様
緑色は意外なところに隠れていました。実はタイトルの名前が純日本人というミスリードも……!
おじいちゃんの思いが伝わってくれていてうれしいです。主人公が落ち着く時間を作ってくれたり、お母さんのことも大事なんだということを、実感できる形で教えてくれたり。きっと優しいおじいちゃんなんだろうな。
・M・A・J・O 様
緑についてあれこれ口出ししてくるひねくれおじいちゃんと見せかけて、実はちゃんと主人公のことを気にかけてくれている優しいおじいちゃんでした。
調べてみたら他にも、アップルグリーンだのパステルグリーンだのビリジアンだの、文字通り色々と出てきました。
亡きおばあちゃんの瞳の色、これからもずっと引き継がれていくといいなぁ……
・朝海いよ 様
頑張って小学校低学年レベルまで語彙を失ってみましたwww
おじいちゃんは書いていて意地悪だなぁと自分でも思いましたが、一旦ケンカしたことを忘れられるよう、別の目的を持って散歩に連れて行き、気を紛らわす時間をくれていたんだと思います。
緑色の瞳はおじいちゃんにとっても大切でしょうから、潤んでいるより笑っていてくれたほうがいいですよね……!
・葉月 様
おじいちゃんにとっての本当の緑色は、亡きおばあちゃんを生き写しにしたグリーンの瞳でした……! ちょっといじわるなところもありましたが、もえはちゃんには本当の意味で、お母さんももえはちゃんも大切なんだと分かってほしかったんだろうな……
名前のイメージはまさに「萌葉」でした! もしかしたらおじいちゃんが命名してくれたかもですね……!
・一斗 様
おじいちゃんにとっての緑色は、形見のように受け継がれている緑色の瞳ということで、きっと本当に大切に思っていたんだと思います。だからこそ、涙で潤んだままの様子は見たくなかったんでしょうね。
おじいちゃんのいたずら心と、そんなところまでしっかり受け継いでいるもえはちゃんにも気付いていただけて嬉しいです。きっと親子三世代で仲良くやっていってくれると思います……!
・gaction9969 様
緑色って意外とたくさんの名前がありますよね。自然にも存在し、昔から親しまれてきた色だからか、特に言葉での表現の幅が広い気がします。
緑色のきれいな瞳、もえはちゃんが自分のこともお母さんのことも大切にできる理由になったらいいな。おじいちゃんもきっとそう願っているはず。
以上、感想返信でした。
先月に引き続き、たくさんの感想をいただけて嬉しかったです!
遊び心を利かせた二作品でしたが、たまには自分の毛色から離れてみるのも楽しいものですね。匿名企画ということで、また参加することがあれば好き放題書いてみようと思います。
他の方の作品も一通り目を通し、感想を残させていただきました。噛めば噛むだけ味がする力作ぞろいで、読んでいてとても楽しかったです。参加した方々、そして企画主である板野かも様、お疲れさまでした!