最後までお付き合いくださいました方々、本当にありがとうございます。
7月1日に初投稿以来、長かったような、あっという間のような、半年間でした。
いかがでしたか?
タケとタケル、そしてかぐや姫の、異世界に紡ぐ「竹取物語」。
双子、二つ、これとそれ・・・
同じものではないけれど、それぞれ、分かれていったり、一つになったり・・・
書き始めてみると、いつの間にかそんな展開になっていました。
そして、この世界の「かぐや姫」を迎えるためにも、
タケの人生は思いっきり幸せに、しっかりと描かねば・・・。
「人の子でない」のに、地上に降ろされて、
酷な産まれ方をしてしまった、
そんなタケの幸せのためだけの「竹の章」でした。
そしてこの世界の「竹取物語」を辿って、いい加減なことをやらかしていく人々の「月の章」。
「かぐや姫」までもがいい加減に成長してしまい・・・
でも、結局、「かぐや姫」は月に帰らざるを得ないのです。
「人の子」ではないのですから。
何だかよくわからない力に、タケもかぐや姫も、
「月」さえもが翻弄されながら。
今・・・
少し気が抜けています。
かなりパワーを注ぎ込んだつもりなもので・・・。
ふわ〜〜〜
終わった・・・
という感じ。
でも、思いついたら、ちょこちょこ手直しを入れるかもしれません。
読み返すたびに、あちこちいじくりまくり、
キリがない・・・。
その意味では、いつまでたっても「脱稿」の日の目は見ないのかも・・・
往生際が悪い??
読んで下さった皆様方、重ねて、ありがとうございました。
龍月小夜 拝