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67話、夏の思い出

うちには子供が2人いるのですが、どっちが可愛いって聞かれれば(もう、可愛いという歳ではないですが)比べられないですよね。長男1人の時は、もうコイツが僕の全てって思うくらい可愛くて、2人目なんて考えられなかったけど、また娘が生まれると、これまた可愛くて、どっちがって言われても、どっちも可愛くて、どっちも大事なんですよね。まあ2人とも、もう既に生意気になってるんですが、それでも可愛くて、大事。めちゃくちゃ怒る時あるけど、いなくなるなんて考えられない。

自分で書いてるキャラクターなので、そう言うとおかしいかもしれませんが、多分、この関七海も、どっちも可愛いんだけど、どこかで歯車がずれちゃったんでしょうか。

子供のことじゃなくて、たまにどうでもいいことを悩んで、もう面倒臭いから、誰でもいいから決めてくれって時ありますよね。べつにどうでもいいことなら、他人が決めて、それに沿っていったっていいと思うんです。

この関七海は、そういう大事なことと、どうでもいいことが、ごっちゃになってて、余裕がなくて自信がなくて、それでも自分勝手な、生きるのに不器用な人なんです。まあ、こんな親最低ですが、テレビのニュースでそういうニュースが飛び込んでくると、なにかグシャっと胸を引っ掻かれたような気持ちになります。

そういう回です。

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