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☆18☆ 未来編・第8話の挿し絵①

THE HUMAN LEVEL~未来編~


○歯車1○
『オーヴウォーク』

反重力を応用した特殊な仕組みの、薄い黄色でキラキラしている、自動で体を運んでくれる
歩道のこと。

利用方法は、2つあります。

①オーヴウォークの中へ入って、
行きたい方向へ体の正面を向けて、
3秒間くらい、その場でじっとしていると、
体が浮いて、動き出す。
右や左に曲がりたい時は、
体の正面を曲がりたい方向へ向けて、
止まりたい時は、
足の内側の側面を2回、拍手をするように
動かすと、ゆっくりと止まる。

②中枢機関塔にある、ナノスタンプ管理室に
直接行くか、テレパをして、事前によく行く
場所をナノスタンプにある、メモリー機能で、登録しておくと、オーヴウォークに入った時、ナノスタンプから、登録した場所の名前が出現するので、
行きたい場所の名前をさわると、
体の正面を行きたい方向へ向けなくても、
自動で体を運んでくれる。


地球上での暮らしでは、自転車や自動車、
電車や飛行機などがないと、移動するのに
不便な場合があったけど、
アムズにある歩道はすべて、オーヴウォークに
なっているので、
身一つだけで、移動がすごく楽にできる。

○歯車2と5○
『居住塔』と『エングラヴィサークル』

ぽぽぽがモデルなのか、ぽぽぽの体を細長くした
ような形をしていて、外観や居室の広さ、
間取りは、どの塔もすべて同じで、
宙に浮いていて、塔、ひとつにつき、
1フロアに4世帯で合計、64世帯分ある。
屋上部分には、
アムズのシンボルマーク、イイイイスターの
輪郭の形をした塔の名称を表す数字のオブジェが
設置してある。
居住塔の中央部分は、吹き抜けになっていて、
ここにアムズの昇降設備、反重力を応用した特殊な淡い水色でキラキラしている、
『エングラヴィサークル』、通称『エンヴィル』が設置してあるので、これを使って出入りをする。


○歯車3○
『マルヴェルマ湖』
冷たい湖と言う意味。
地球上の寒冷地域にいた生き物に似ているが、
ちょっと違う、見たことのない姿をしたロボットが生息している。
ぽぽぽが世話をしている。

○歯車4○
『定位置間転送装置』

月と月の浮遊コロニーの間を行き来する時は
『三日月ベンチ』、
火星と火星の浮遊コロニーの間を行き来する時は、『三角ベンチ』を使う。

ひとりで、三日月ベンチや三角ベンチに座ると
「転送を開始します」と電子音声が流れて、
体がナノサイズに分解されながら、
チューブの出入り口へ吸い込まれていく。
チューブの中を通って、目的地側の三日月ベンチや三角ベンチのチューブの出入り口からナノサイズに
分解された体が出てきて、
足元から体が復元されていき、転送完了となる。


○歯車6○
『ヴェルマ湖』
温かい湖と言う意味。
地球上の温かい地域にいた生き物に似ているが、
ちょっと違う、見たことのない姿をしたロボットが生息している。
ぽぽぽが世話をしている。

○歯車7○
『ファイアカプカステーション』

名前が長いので、
『ファイカプ』と呼ばれている。


キラキラした白と淡いエメラルドグリーン色の
イイイイスターの輪郭が地面に描かれていて、
ファイカプに近づくと、スクエアが現れるので
大型・中型・小型の3種類から、
利用したいカプカの大きさを伝えると、
イイイイスターの輪郭の上にカプカを出現させてくれる。

座席は、クッションが浮いているので、
好きな場所に動かして座ることができる。

船内にいるスクエアに、どこに行きたいか
伝えると、カプカを動かして連れていって
くれる。

目的地のファイカプに到着して、
全員がカプカから降りると、
カプカは自動で消滅する。

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