カクヨム5周年記念企画、KAC20211~10の投稿を終えました。
星やハートをくださった皆様、ありがとうございます。どうにか、最後まで書ききることができました。これも、応援をいただいた皆様のおかげです。
さて、あとがき的に各話を振り返ってみると、
①超スケールおうち時間
お題「おうち時間」。ネタが下りてきたので参加。
ここで思いつかなかったら、おそらく参加していなかったでしょう。
そういう意味ではすべてのきっかけと言えるかもしれません。
②リアル惑星開拓ゲームRTA~救国の英雄チャート
お題「走る」。ゲームというところから、話のネタはすぐに出てきました。
それにしても、走る=RTAをすぐに連想するとは、我ながら……。
③思考停止ロボット
お題「直観」。こちらも前2話との連想から、すぐにネタは出てきました。
連作を決意したのはこのあたりからですね。
次ですぐに後悔することになりましたが
④黄泉の戦
お題「ホラー」or「ミステリー」。
いままでギャグ形式のSFで書いていただけに、難産でした。
なにせ、まさかのジャンル指定。ですが、工夫すればどうにかなるもの。
書き方も新しい形に挑戦できて、結果的には一番のお気に入りとなりました。
(PVだけ見ると今KAC中最低ですが)
⑤鉄器っぽい時代にスマホを手にした男の話
お題「スマホ」。
SF連作と相性のいいお題だっただけに、割とすぐアイデアに結び付きました。
ただ、このあたりから話の終わらせ方をどうしようか迷い始めています
⑥腹黒な「初心」
お題「私と読者と仲間たち」。おそらく、もっとも苦労したお題。
とにかくエッセー向きだったので、どう落とし込もうかと四苦八苦しました。
しかし、やはり工夫すれば何とかなるもの。AIって便利ですね。
⑦21回目の祈り
お題「21回目」。簡単に見えて、実は難しかった作品です。
適当に21回目に何か起こせばいい気がしますが、それでは芸がないので……。
結局、黄泉の戦からの連作で意味を持たせ、どうにか乗り切りました。
⑧「尊い」のススメ
お題「尊い」。比較的アイデアはすぐにつながりました。
ついでに、考え始めていた「終わり」へのターニングポイントに。
⑨ソロ悪役令嬢計画
お題「ソロ○○」。
終わらせ始めようとしていた話と結びついたのが、この悪役令嬢ですね
連作としては盛大な伏線回収となっています。
結果、いわゆる悪役令嬢モノとはどこかズルたものになりました。
タイトル詐欺ですね(すみません)。
ちなみに、PVはこの作品が現状では最大です。恐るべし悪役令嬢。
⑩投げたゲームのその後で
お題「ゴール」。
最後にふさわしいお題。それだけに、書きやすくはありました。
個人的には、連作としては、割ときれいに終わらせられたかな、と思います。
全体を通じて、新しい書き方を試したり、短いスパンでお題が出されるという関係上、だらだら書くことなく終わらせる技術の練習になったりと、それなりにいい経験ができたように思います。
問題は、締め切りを過ぎると、小さなミスも修正できなくなってしまうところでしょうか。落ち着いたら、この辺を加筆・修正して、中編にまとめてみようかな、とか思っています。