AIっていうのは、本当に便利な相談相手だ。
自分が書いた理屈が現実的にあり得るのか、科学的にどうなのか、そんな問いに即座に答えてくれる。
もちろん、その答えが100パーセント正しいかって言われると、まだ怪しいところはあるけれど。
ざっくりとした方向性を伝えれば、足りない部分をいい感じに埋めてくれるし、何より誤字脱字を見逃さない根気強さには助けられる。
でも、いざ物語が盛り上がってくると、こいつは「おかしなこと」を言い出す。
さっきまでいなかったキャラが「昔からいましたよ」みたいな顔で登場してくるし、整合性を合わせる気配もない。
さっき致命傷を負わせたはずのキャラが、次の回ではピンピンしてたりする。
ここぞという時のために取っておいた切り札を、水道水のように簡単に使おうとする。
たぶん、これが今のAIのレベルで、結局、物語の最初から最後までをAIに丸投げするのは無理がある。
最後の最後、物語に「筋」を通せるのは、やっぱり人間でないといけない。