こんにちは。緑里(みどり)ダイと申します! 明るく楽しい話を好み、私自身そういった部分を重要視して執筆しております。 みなさまに楽しんでいただける話をお届けできるよう頑張る所存です!
王道ファンタジーとNLいちゃらぶが好きな物書き。 小説家になろうでも活動しており、書籍化作品『創成魔法の再現者』が 現在オーバーラップ文庫様より七巻まで刊行中。よろしければそちらも読んで頂けると! ◆なろうマイページ https://mypage.syosetu.com/1770987/ これからカクヨムでも活動を頑張っていこうと思います。 感想等、積極的に言ってくださるととても嬉しいです。 よろしくお願いします!
社畜です。更新は不定期ですがなにとぞ! Twitter:@nana7_ten10
『路地裏で拾った女の子がバッドエンド後の乙女ゲームのヒロインだった件』の書籍版が11月29日に発売予定です。 『クラスメイトは異世界で勇者になったけど、俺だけ現代日本に取り残されました』のコミカライズがコンプティーク様で連載中です。
春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。
本町かまくらです。 ジャンルは選り好みしていないつもりです。
ハッピーエンド専門家。 読んで頂けているのか分かるので、♥を押して頂けるとすごくうれしいです。