・106話 つわり①
日常生活でもこのようなことあるのではないでしょうか?
体調が悪くても周りに分かってもらえないこと。
痛みや辛さというものは自分でしか感じることができないですからね。
周りが本人のつらさを100理解してあげることは難しいですけど、限りなく100に寄せようとする心を持つことはできるかなと。
遥もそうだったでしょう。
彼女は知識も乏しく助けてくれる人がいない。
そのような環境で子供がお腹にいます。
唯一助けてあげられる人がそばにいるのに助けてもらえない。
大輔に全部分かってもらおうなんて思ってはいないけれど、少しの手助けが欲しかっただけ。
遥の症状を軽減させてあげるためのお手伝いをするべき大輔は、より深刻化させてしまう行動をとっています。
その結果……が②です。
投稿されたらよろしくお願いします。
コメントが長くなりましたね。
この作品を練り始めたときには絶対にこのシーンを入れようと思っていたので。
遥の過去は少し暗めですけれど、彼女が経験したことなので飽きずに読んでいただければと思います。