んで、今日は一作のみ投下。
つかパワーのある作品を見ると、しばらく何もする気が起こらなくなる。
書かねば。リワードを稼がねば。
そう、おっさんは既におっさんであるから、収入が必要なのだ。
お前の作品を待っている奇特な人を裏切るのは、お前にとっては最悪のことなのだと言い聞かせながら、マジモノのスランプである。
自分には絶対に出来ない絶対的なものを見せられると、まさに人は絶望するのかもしれない、などとかっこつけていられる年齢ではないのだ。
読者がいる。待ってくれていると思いつつも、直史が動かない(こいつはよくあること)大介は空回り(これは珍しい)武史は浮ついている(浮かれてるんじゃねえ)。
まさに動いてよ!と叫びたくなる我が灰色の脳細胞。
でも「見なければ良かった」とは1ミリも思わないのであるな。
おお、悟がいるではないか。
佐藤の血を持たない者よ。お前はちゃんと動いてくれる。
動け動け。打て、投げろ、走れ。
この作品を書き始めてから、まさに初めてのスランプは、躍動の前にしゃがみこむ予備動作であると思いたい。