1才7ヶ月の息子が風邪を引き、鼻が詰まってなかなか眠れない夜が続きました。
そんな中、薄暗い和室で息子が誰かに向かって手を振っているではありませんか……!
え、もしかして何かいる!?
ひやっとしましたが、息子がなんだか楽しそうな顔をしているように見えたので、きっとなにか「不思議で優しい存在」がそこにいてくれるんだろうなって感じたんです。
私は怪談話やお化け屋敷は大の苦手なのですが、守護霊や妖精(はちょっとジャンルが違うかな?)はいると信じているタイプで。
だから、もしそこに誰かいてくれるのなら、小さな息子をこれからも優しく見守ってほしいなって自然と思いました。
そうして生まれたのが、「僕とましろちゃん」です。
作中に出てくる母親は、私の理想。
いつでも息子の心に寄り添える、あたたかな母親でありたいものです。