• に登録
  • ホラー
  • SF

彩色少女玉虫イロハの比喩的な日常

「そういえばイロハってさ、スイーツの食べ歩きってまだやってんの?」
「うん、趣味だからね。それがどうしたっ、カケル」
「体重気になんない?」
「気にしない」
「ほんと?」
「何、しつこいな」
「一緒に(きらーん)走らない?」
「ムリムリ。あんたについていけるのはイノシシくらいのもんよ」
「……子供のころ山で追い越したことあったっけ」
「マジか」

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する