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「光彩を求めて」解説 ※こむら川小説大賞によせて

約半年ぶりの執筆、リハビリのつもりでこむら川小説大賞に参加しました。

参加作「光彩を求めて」
https://kakuyomu.jp/works/16818093078914579049


こむら川小説大賞
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093082011920376

講評はこちら
「光彩を求めて」はNo.88です。
https://note.com/violetsnake206/n/n9b1570ee7ab0

読んで下さった感想が全てだと思っているので普段は作品の解説などはしないのですが、今回はお祭りなのでやってみよっかなーと。お祭りですし(大切な事なので2回言いました)。






↓↓↓ここからネタバレ↓↓↓






★反省ポイント★

①令和のBLの流行りじゃない
これはわかっていて主人公の葛藤にスポットを当てました。講評でもやはりそこが指摘ポイントでしたね。わかっていた事ではありますが、その葛藤の理由(自分を正常ではないと強く思うトラウマなど)を書けてなかったのは反省です。

②オフショ撮ったのを活かせなかった。
舞台俳優の2人がオフショットを撮るシーンがありました。2.5次元舞台などを観劇される方は、このオフショがSNSとかファンクラブとかに上がるんだなとわかると思いますが、観劇に馴染みがない方には説明不足だったと思います。
オフショをSNSに上げてファンの反応を見ているシーンは削ったのですが、やはり軽くで良いから出しておけば良かったなあと思います。
ちなみに、わたしは尊すぎるオフショで村を焼かれた事があります。焼け野原です。お祭りなんて騒ぎじゃなく同志も皆、尊さに阿鼻叫喚でした、ええ。

③彩音の外見
彩音の外見を、皆さんがイケメンと認識して下さっていました。彩音の外見としては「素顔はどちらかと言うと薄めの顔だ。だからこそメイクで映える」と書いていました。イケメンの描写はありません(光輝は「綺麗」と書いたので言わずもがなイケメンです)。イケメンとは書いてないのですが、やはり俳優ですし初めはスパダリ風のメイクしてたからでしょうか。
ゲームする時に素顔の描写を入れておけば良かったなあと思います。


★こだわりポイント★

①タイトルとキャラの名前
この話は最初に「光彩」という単語が出て来て、そこから「光」と「彩」のつく名前を考えました。また、お互いにお互いを求めていたという事で最終的に「光彩を求めて」というタイトルになりました。

②光輝と彩音の一人称
光輝→僕
彩音→俺

光輝は神経質そうなキャラクターで、口調も◯◯だろとか、クソが!とか、気持ち悪ぃなとかちょっとキツめ。なので、一人称は「俺」っぽいキャラではありますが、わざと「僕」にしました。
また彩音は大型犬みたいと講評で言っていただけてましたが本当にそのイメージで書いてました。わんこ攻め(笑)。なので「僕」っぽいキャラなんですが、わざと「俺」にしました。攻めなので(笑)。

③最初と最後のシーン
最初のシーンと同じことを最後にもやりました。最初のシーンは二年前の光輝と彩音の初共演シーン。光輝が彩音に惚れた場面でもあります。
最後のシーンは、彩音に向き合おうと光輝が決意する現在のシーン。ここは、最初のシーンと一部文章も同じです。例えば……

>>女性と変わらないほどの身長の自分と、長身の彼の手の位置はずいぶん違う。届かない。
>> 女性と変わらないほどの身長の自分と、長身の彩音の手の位置はずいぶん違う。絵になる差。

みたいな、ちょっとした差を設けて対にしました。長々読んで最初の記憶なくなってるだろうし気づかれないだろうと思いつつ、ご感想下さった方で気づいて下さった方がいてキャッキャしました。めっちゃ自己満足(笑)。効果的かどうかはさておき、わたしは満足です!!

④甘い香り
しつこいくらい甘い香りを漂わせていました。これはスタッフの東堂さんは無臭だと言ってる通り、この香りは光輝しか感じてないものです。フェロモン的な何かでしょうか。好きな人からいい香り、する、よね……? なんだかんだ言いつつもめちゃくちゃ惚れてんだなの表現でしたが、上手く機能したかは……わかりませんが……わたしは満足です!(またそれ)

⑤甘いものが好きな光輝
光輝がちょっとキツめの口調なのもあり、可愛げを出したくて取り入れました。あと甘い香りを強調したかったのもあります。甘い香りのケーキが好き=甘い香りの彩音が好き、って感じです。

⑥嫉妬
光輝が彩音の才能に嫉妬するシーン。嫉妬でもあり羨望でもあり。それを含めて人間的に好きなんだっていう……

⑦光輝は「好き」と言わない
彩音への気持ちを「好き」という言葉で表現していません。反対に彩音は光輝を「推し」だと言い、「好き好き大好き!」とか「好きだよ」とストレートに好意を表現しています。自分の気持ちから逃げる男と、自分の気持ちに素直な男の対比ですね。



★感想★
この話は2、3日でバーッと勢いで書いたのですが、わたしのエモいを詰め込んだので書いててめちゃくちゃ楽しかったです!あと、読み返しても楽しいです!!!めちゃくちゃ好みの小説あるこれ誰が書いたん好み過ぎるー!書いたの俺ーーー!!!俺、わたしの好みをあまりにもご存知……ありがとう俺……みたいな気持ちです。小説書くって楽しいですねぇ!!!
という事で、わたしは大満足です。約半年ぶりに小説書くきっかけを下さって本当にありがとうございました。

(すぐにとはいきませんが反省点を踏まえて改稿したいですね……!)

コメント

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