• 歴史・時代・伝奇

応援コメントで思うこと

今年もまもなう終戦の日を迎えます。
戦争の知らない世代が増えていくのも事実です。私自身この大東亜戦争史を執筆しているのは、もう10代の頃に戦記物を読み衝撃を受けました。いずれ将来この戦争の実像をできるだけまとめて書き上げたいと思い、60歳の定年退職を機に執筆にふみきりました。
戦争で多くの尊い生命を失いました。考えてみれば、生命をかけて争うこと、それも国家間での争いで、国家のためといえ、大切な生命を投げ出すこと。現生の若年層には簡単には理解できないことだと思います。でも、80年前の国家に対する愛情、つまり愛国心は
とても強いものでした。これは、幕末から続くもので、日本が世界に向き合っていくために必要なものとして育てられたのです。
 私は、その大切な生命の記憶として、国家のために生命を捧げた人々のために、この戦争史を著していきたいと思っています。個人の氏名が表記されることは、御遺族の方にとって良いものか迷うところもあります。だが、それは、生命を捧げた尊い記憶として、お赦しいただければ幸いです。
 合掌。黙祷。

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