我が家には私とダンナが買ってきて植えた薔薇が、現在5本あります。
そのうちの一本がトイトイトイという品種です。初めて植えた一昨年、杭に枝4~5本をキュッとまとめて縛り付けたら、豪雪の重みで縛られたまま、そろばん珠のようにつぶれました。折れた枝を切ったら、残ったのは5センチほどの細枝が2本のみ。それでも一生懸命生き延びて、15センチほどの高さで秋薔薇を咲かせました。
で、去年は雪対策として一本一本の枝にそわせるようにしてポールに縛りましたが、また豪雪。薔薇を植えている畑は貴重な雪捨て場でもあり、しかも雪の降り方が酷くて、1月くらい休むことなく降り積もり(災害級と全国ニュースでも話題に)、車庫の屋根くらいまで捨てた雪が積み上がりました。薔薇たちを心配しつつ春を迎えたところ、トイ×3は生き残り、残った茎の一本が樹化して20センチ近くまで伸びて葉を出したのです。
「よしよし、頑張れよ」と日々褒め称えて、薔薇のやる気を喚起していたのですが、5月のある日仕事から帰ると薔薇エリアに違和感が・・緑が一本無い・・!
おじいちゃんが高さの低いトイ×3に気づかず、刈り払い機で切ってしまったのです。しかも樹化した部分から真っ二つ。急いで葉のついた方の端を山型に、残った方をV字に切って合わせてみましたが、ネットで調べてもAIに聞いても樹化した部分の接合はかなり難しいとのこと・・やがて予想通り接合は失敗、残ったのは5センチほどの樹化した茎1本のみ。
とはいえ引っこ抜くのもなんだかなあ・・とぐずぐずしていたら・・
なんと!残った樹化茎に赤い芽(新芽)が出てきたではありませんか!
しかも、赤い芽どころか、反対側の土の下から別の新しい芽が出て来たのです!
(こいつ・・まだやる気だ!)
と、思った私は、細いポールを4本、斜めに土にぶっ刺してティーピーの骨組みみたいにし、薔薇の所在が目立つようにしました。
それから一月・・土の下から出てきた方は普通に細い枝と葉っぱになりました。たいしたものです。
まじめに薔薇を育ていらっしゃる方は「はあ?!」となるかもしれませんが、実は我が家では春先に肥料を与えるのみで水は雨水、月に1回くらい周りの草を刈ったり葉や枝を間引いたりするくらいです。そんな大ざっぱな世話でも、薔薇たちは「仕方ないなあ、咲いてやるか」と花を咲かせてくれてます。まだ雪のダメージから回復していない物も2本ありますが、葉っぱはしっかりついているようです。
植える前は薔薇って繊細なめんどくさいイメージがありましたが、意外と丈夫でたくましい植物です。