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元祖? S市『ジョジョの奇妙な冒険 第4部「ダイヤモンドは砕けない」』のアニメが四月から

 相羽です。

 というわけで、『ジョジョ』第4部のアニメがそろそろ開始ですよ奥さん!

 地元仙台(劇中の呼称は「S市」)が舞台というのもありますが、『ジョジョ』の中でも一番好きくらいの『部』です。僕らおじさん世代、学生の頃にタイムリーに毎週この辺りを雑誌連載で追っていたのって、今考えるとめちゃめちゃ贅沢ですよね。

 微妙に、『燃える!お兄さん』でも後半のファンタジー編? で「S市」という名称が出てきたりで、ルーツは若干不明なのですが、僕も自分で書いてる仙台が舞台の小説ではあやかって劇中では「S市」と呼称しています。

 また、先日は同じく地元仙台が舞台のアイドルアニメ&リアルアイドルプロジェクト『Wake Up, Girls!』の仙台空港のライブにも行ってきました。

 『Wake Up, Girls!』で宮城県に台湾などから観光客を呼び込もう的プロジェクトがけっこう大きく進行中で、その一貫のイベントですね。

 ちゃんと、台湾からツアーで『Wake Up, Girls!』のファンの人達も来ていて、宮城巡りをしてくれた後にライブに参加してくれていてちょっと感動。震災の時は一階が津波で水没してしばらく閉鎖された空港ですからね。アニメーションなどフィクションがきっかけでも、遠方から誰かが来てくれる。良いことだと思います。

 自分なりの復興との関わり方は、東北に住んでるとそれなりに考えてしまうものなのですが、今の所は、僕はこういった「観光」系、特に様々な作品など媒介にする、いわゆる「コンテンツツーリズム」の動きの後押しを、できる範囲で少しずつやっていくことですかね。時間が経ったらまた少しずつ変わっていくかもしれないですが。今の所、書いてる小説が(日常より、ファンタジーより問わず)全て復興期の東北が舞台なのもそういう理由です。

 人口の減少と高齢化が一番根本的な問題で、これは十年後・二十年後くらいの東京の姿だとも言われていますが、一時の策とはしても、海外から元気な若い人にまずは観光でも来てもらうというのは、次善くらいの作戦だと思います(最善は出生率向上ですが、こっちはうまくいっても遅行性かなと)。一時滞在とはいえ人的リソースが増える&消費活動してくれる……だけでまずはありがたいですからね。

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