どうもです、なんか今年の夏の流行はソーダ系なのか、やたらソーダ味のお菓子が目に付きますね。
カミヤマコトです。
そんな訳で、新連載をようやく始めます。
『溺るるは慟哭のヴィクティム』
因習村ホラーです。
明治の初期に開かれた四国山間の集落に纏わる、昭和を舞台としたホラーサスペンス。
但し普通のホラーではありません。謎解きや人怖があるのは当然として、そこはそれ自分の作品ですので、猟奇やエロスや胸糞が満載です。
でもまた運営さんに叱られると困るので、描写はそれなりに控えようと思っております。でも多分酷いです。
内容としては、集落から逃げて来た女性が寺に「あの集落にいたら殺される、次は自分の番だ」と助けを求めた事から始まります。異変を察知した住職が、弟子である主人公を集落へと調査に向かわせます。
霧雨の止まぬ集落で主人公が出遭うのが、巫女一族の末裔である少女。少女は「集落を救って下さい」と主人公に懇願します。
一見穏やかな集落に満ちる不穏の影。降り止まぬ雨、神の封じられた湖、狂った巫女、鳥居に吊された物、幽閉された女、死なぬ屍体、隠された部屋、山に潜む怪、呪詛と因縁──。
主人公は少女の助けを借りながら、異変を調査し、謎を解き明かしてゆく……という感じです。
主人公は黒スーツにインヴァネスコートの物腰柔らかな青年。対する少女は病弱な和装の華奢な次代の巫女。
辛い過去を背負った主人公と、因果を課せられた不幸な少女とのロマンスもあり、そして人懐っこい狸というもふもふ要素もあり。
最後には自作でお約束の異能バトルもちょこっとあったりします。
今夜20時過ぎから連載開始です。是非宜しくお願いします。
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ちなみに今回、キャラや作品を練っている段階で既にテーマ曲みたいなのと、主人公&ヒロインのイメージボイスが決まっていたりします。
作品テーマ曲は小林太郎氏の『安田さん』という曲です。
そしてイメージソングは同じく小林太郎氏の『時雨』。
主人公のボイスは細谷佳正さん、ヒロインは村瀬歩さんがイメージです。
ヒロインの声に「え?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、これはその、まあ色々とありまして。物語が進めばご理解頂けると思います。
でもこれらは作者が勝手に考えてるイメージなので、読者様に押し付ける気は毛頭ありません。
なのでこれらは参考程度にして、ご自由に楽しんで頂ければと思います。
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そんなこんなで、予定としては平日は毎日更新出来ればなあ、と思っております。
そう、相も変わらずストックなどはあまりありません。少々あったとしても投稿直前まで何度も見直しするので、結局ほぼ無いのと一緒だったりします。
なので予定は週五更新だけれど、予定は未定、不定期になるかも知れません。
でも応募〆切の九月末には完結する予定なので、どうぞよろしく、なのです。
また、誤字脱字とか、「これおかしいよ?」なんて部分を発見したら、気軽に作品内コメントとか近況ノートとかでご指摘頂けるとありがたいです。
何卒よろしゅうです。
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そんな感じで、今回はこのへんで。
また近い内に、なのです。
それではまた。んでは、ではでは!